けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 堕落から新生しなければならなう。

堕落した生活を送っている。
坂口安吾は「とことんッ堕ちてしまえ!そこから新生が始まるんだよ!」ってなことを書いているけど、私にはそこまでの勇気、というか大きな心がないので、結局、体たらくな堕落に陥穽してしまっているのが本当のところ。
堕落生活を覗いてみよう。
朝3:00に起床して涼しいうちに、ストレッチとウォーキングをして、脳に血が駆け巡ったところでアウトプット的な作業をやろう!な計画が、起床時間からして既に破綻している。
涼しい時間は2時間くらいに限られて、ウォーキングもせず(ストレッチはしている)アウトプットではなく、読書に突入してしまう。読書に突入!ってカッコいいけど、実際のところは集中しておらず、さらにその集中力の無さが自覚されることによって、自分が嫌になってしまう。
そんなこんなして時間が経過して、ぐんぐんと室温が上昇するに伴い、冷房スイッチをクイッ!って押下して怠惰な涼し気な引きこもり生活が始まる。しかし、その快適な空間においても、充実したものとはいえない生活が繰り広げられる。ああ。
物欲が迫ってきている。
本が溢れてきてストレスになっているぞ!よしコーピングだ!という伝家の宝刀(錆びついちゃっているよ・・・)に逃げて、クールラックと呼ばれる本棚を購入した。
タナベークールラック(ホームラック)
これの大6段を2個にオプションで棚セット3個をまとめて購入。合わせて1万5千円くらい。モノはたしかにすぐれもので、昔から何個か愛用しているモノなんだけど、問題は、そのモノに本尊たる書籍を格納する姿勢が自堕落。
カッコつけて並べる(というかテキトーに放り込む)んだけど、それに満足してしまう自分がいる・・・。改めて指摘するまでもなく、本という物体は読んでこそなる物体であり、その格納方法というのは読むための手段にすぎない。私はその手段に溺れてしまっているのだ。ああ。
本当に情けない自分だけど、ちくま文庫の太宰、芥川、漱石全集を安く手に入れたので、スズメが小さな餌をカリコリとついばむように、尺取り虫が着実に歩むがごとくに読んでいきたいと思っている。