けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ヤフオク考察:箪笥を購入した。

日刊スポーツ-舛添都知事にまた疑惑浮上 ヤフオクで絵画購入か
最近、やることや考えることがたくさんありすぎて、国内政治の話にはとんと興味が湧かなくて・・・なんだけど笑ってしまった。サザビーズで絵画を購入していた!ならわかるけど、ヤフオクで!ってw
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実家で使う桐の箪笥をヤフオクで!購入した。こちらさんです。

金具がステキ。

細部までステキ。


これで本体価格3,800円ナリ。配送料込みで20,000円弱。
個人的には良い買い物をしたと思うんだけど(おそらく一生使うでしょう)、「趣味が悪いよなあ・・・」という人もいることでしょう。なのでそのような価値観は保留。
考えるのは出品者(店ね)の収支決算。配送業者からのマージンを除外すると、売上は3,800円。費用はどうか?箪笥表面の桐を削りだす費用がかかっている。これだけに焦点を当てると店の収益はほぼゼロだと思う。そうすると利益を出さなくちゃいけない店としては仕入部分をいじらなくちゃならない。
客から金を支払って仕入れるのではたぶん無理。店が処分品を引き受ける形で客から金をもらう形だろう。この一連の流れに(仮想の)数値を入れて考えると、客から10,000円を「受け取り」商品を仕入れ、箪笥表面の加工という費用を「持ち出し」、3,800円という売上を「受け取る」という感じ。この受け取りと持ち出しの差引が収益(あるいは損失)となる。もちろん店の維持費用は除外して単純化している。
こうやって考えていくと、大量生産・大量消費、あるいは政府が声高に唱える2%の物価上昇とかって幻想としか思えなくなってくるなあ。
(付記)
上記例では除外した店の維持費用。「客から金を受け取り商品を仕入れる」というビジネスモデルにおいては、非常に高コストになると考えられる(売り物にならない物も引き受けなければならないから)。とりわけ対象商品が家具の場合。したがってこの匙加減がいわゆる経営手腕っていうことになるんだろうね。