けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 再び自炊を始めました。


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講談社、全コミック誌を電子化へ 紙と同時配信
講談社は、全コミック誌を紙と同時に電子版で配信する方針を決めた。

まず「コミック誌」を「コミック」と読み間違えて、ずいぶん凄いことをするものだなあと思った。オールコミックの電子書籍化。
で読みなおしたところ「コミック誌」を電子書籍化とのこと。これまたずいぶん凄いことをするものだなあとあらためて思った。バカデカコミック誌電子書籍化。
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利用者としての私には電子書籍のメリットがわからない。もちろん収納スペース問題の解消になるということは、バカである私にもわかる。
ただし結構な値段のコンテンツを「購入」するというのがわからない。ケチくさい私にはパッケージされずに流布する「モノ」にカネを払うのはなんだかなあという思いを禁じ得ない。もちろん著作権の問題があることは理解できる。
ここまで、「わからない」「わかる」と書いてきて、我ながら尻滅率(支離滅裂)なんだけど、結局のところ、電子書籍というモノの存在理由がしっくりこない。村上春樹いうところのレーゾン・デートルってやつね。
村上は横に置いて。本題。
書いた。

けろやん。メモ:書籍は資産なのか?あるいは精神的苦痛を与える負債なのか?
自炊代行業者が自炊した(電子化した)書籍と同じ書籍を受注したら、先に電子化したものを再利用して、手元に残った本をどこかで捌くという問題。これならば、受注したものを一冊ごとに「溶解」してしまえばクリアできると思う。もちろんチェック機能はどうするのか?という大きな問題があるけれども。
(太字化は引用者である今日の私))

引用が長くなってしまうので、上記エントリを読んでほしいのだけど読む人はいないので、ここに概略を書いてみよう。
要するに本の著者たちが「飯(書籍ね)は食って良いが、いや食って欲しいのだが(売れてほしいってことね)が自炊食には反対である。きみらは外食するべきである」的な提言を行い、あまつさえ法廷に持ち込んだがゆえに、私たちが自炊を外部委託する自炊業者が軒並み営業急死になっていたこと。長えよ。
ところが、最近になって自炊業務を再開したらしい。たとえばここ。

BOOKSCAN:サービス案内
データ化したのち原本は再流通しないように廃棄処分(溶解処分)しております。
(太字化は引用者)

おや?この文章、どこかでみかけたことない?これですよ!

「溶解」してしまえばクリアできると思う。

なんと!上記に掲げた私のエントリの内容なんですよ。なんたる先見の明であることか!森林破壊なにするものぞ!溶解しちまえ!(´・ω・`)
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自炊始めました。
まずは古本屋でセット買いしたコミック。

CITY HUNTERパーフェクトガイドブック (愛蔵版コミックス)

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あと中世ヨーロッパ関係の資料本。そして定番であるところの「いつか読み返すであろうが紙で読む必要はなかろう本」。たとえば大沢在昌新宿鮫シリーズとかですね。
本棚がすっきりしました。それにしても委託自炊化費用高すぎ。売り文句は1冊100円也なんだけど、350ページを超過すると2冊換算、550ページ超過すると3冊換算に膨れ上がります。
でも「なにをいっているんだ、350ページを超える本なんてそんなにあるものか?」と思うでしょ?でも、みんなの手元にある文庫本をみてごらん。けっこうあると思いますよ。2冊本。新宿鮫シリーズなんて軒並み550ページ超の3冊本になっちゃうんだ。
そもそも私たちが自炊する(業者への発注も含む)本って分厚いレンガ本が中心なんじゃないかな。スペース的に。もちろん業者もページ数に応じて、炊飯器をがんがん使うことになるから、仕方ないじゃないかとは思うんだけどなんだか面白くないな。ちなみに一番自炊化に適当であるコミックセットを考慮に入れると私の論理が破綻するので除外してね。
とりあえず先に述べた大沢在昌新宿鮫シリーズ。ライツコントロール作家に該当するということで、シリーズ10巻がボボンッって返送されてきました。ふざけんな!