けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 長野に行った(6):木曽路はすべて山の中である。


戸隠が拍子抜けしたのと、翌日の工程が非常にタイトだったので、長野市内で延泊することにした。これが正解だった。というかしなかったら長野行きが外れになるところだった。
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11月18日(火)馬篭妻籠方面へ。中津川駅からバスに10分ほど揺られて下車。落合の石畳というところから馬篭に向かう。

道はこんな感じ。

中山道。戸隠の蕎麦屋木曽路を名乗っていたが*1、ここが本来の木曽路だろう。
島崎藤村「夜明け前」から引用。空前絶後の名文。

木曾路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。

この舞台を抜けるように馬篭から妻籠がある。まずは馬篭宿に到着。

落ち着いたところのように見えるが、じつは観光客(私を含む)で一杯。藤村記念館に立ち寄ったが(´・ω・`)しょぼかったので先を急いで妻籠方面へ。

地図で見るとこんな感じ。太い点線に注意。後述。
妻籠に向かう道は山なりで足がくたびれた先に馬篭峠があった。

「夜明け前」には美濃(国)を見通せるという記述があったと思うが、見晴らしはあまりよくなかった。妻籠宿に到着。

観光客目当ての店がほとんどなく、馬篭ほど観光地化していなかった。ここでのんびりするともりだったが、駅に向かうバスの時間が迫っていたので速足でバス停へ。そして南木曽駅から2時間くらいの電車に乗って長野市内に戻った。
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駆け足になってしまいました。次のエントリで一連の長野行きエントリで落としたものを拾います。「パワースポット」とか「地図の太い点線」とかです。

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