けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 第九。チンドン屋だっていいじゃないか!むしろそれがいいじゃないか!

年末ということで「第九」を聴きに行った。
第九特集
味もそっけもない直球「第九特集」。やる気が感じられないサイト。で、私もやる気ないままに目をつぶってめくらめっぽう(差別語ごめん)に選んだ。
で、公演内容がよくわからなかったのでメモしておこう。検索。
https://twitter.com/KTmusicpro/status/387875123635576832
なんだこれ?

男性パート募集中。女声は募集終わりました。

総菜屋でパートのおばさんを募集しているみたい。謎の演奏会。とりあえずチケットをメモっておこう。
*1
遠くキエフの地からはるばるやってきた楽団員をよそにして、ツイッターで合唱隊を募集中ってなんなんだ?わけわからない。
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演奏会は上記サイトのブログラムにのっていないエグモント序曲から始まった。私の大好きな曲だ。おや?前にもやっていたぞ。
けろやん。メモ:ベートーベン交響曲第9番ニ短調Op.125
奇しくも今回観に行ってきた東京オペラシティー。ブログは便利なものだね。
さて。ここを読んでいてくれる人の中には「クラシック音楽ってなんだか敷居が高いなあ(´・ω・`)」という人もいると思う。そういう人はとりあえず年末の有象無象の第九を聴きに行ってもらいたいな。
敷居が低すぎ、というよりも上り框がない。今回の演奏会なんて本当にどろどろ。路傍に落ちて転がっている熟柿みたいな感じ。ずばり言うならばチンドン屋だ。
客もよくわからん。楽章が終わるたびに拍手が鳴り響く。こんな演奏界って初めてだ。だがそれがいい。肩肘なんていらない。年末のお祭りだもん。
でも、私はお祭りの後に涙を流したのは恥ずかしいけど事実。なんにしろこれからだもんね。

(参考)
けろやん。メモ:中川右介「第九」(幻冬舎新書):歓喜と鎮魂、そして祈りの歌
(付記)
クラシック音楽の楽しみ方。聴く曲でピンポイントを設定すること。私の場合、第九では4楽章の「歌」ではなく、2楽章冒頭のティンパニだ。ここだけを聴いて「ああ、この第九はすばらしいな!」あるいは「ちょっと残念だな(´・ω・`)」という気持ちになるよ。
さておき音楽ってやっぱりいいものだね!

*1:ちなみに席は、3階バルコニーの最後列のど真ん中。すごい良い席だったよ。