とっちめてやろう!煽ってやろう!荒らしてやろう(は出来ないね)!というつもりではなく、エントリから連想した。
昔、職場で大学生の面接を行ったことがある。「面接」といってもいい加減なもの。大部屋に集合して私たち側が1人、先方の方々が4人くらいがテーブルを囲んで雑談するみたいな。
懐かしくなったので話は逸れるけれども、合計5人程度の小隊が大部屋といっても人口密度が濃厚な空間で雑談。すると酷くうるさい。小隊規模で話しているのに、横のテーブルの「がぁーがぁー」声が被ってくる。
違う話題だと混乱するでしょう?と思うかもしれないけど、実際は同じ話題が複数小隊間で飛び交うときがカオスどろどろ。
同じテーブルの彼がしゃべってんだか、はたまた隣のテーブルの彼女がしゃべってんだか分からなくなる(これホント)。で、みんな負けまいとして、だんだん声が大きくなるし。
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不毛な話は横に置いておいて。
上記の雑談で「バブルの頃ってどんな感じでした?」と女性に聞かれた。
私は就職氷河期*1に職場にもぐりこんだんだよ*2。
ずいぶんと異なる年代を提示されたので「私はやっぱりふけた顔をしているのかな・・・」でも「昔からあまり変わらない顔だから歳相応になってるわな」って友人に言われて喜んでいたのになあ・・・。
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不毛な話は横に置いておいて。
上記の女性の話で「バブルの頃ってどうだったんだろ?」ということを考えるようになった。最近でも、バブル経済及び社会に関連する本をたくさん読んでいる*3。
- 作者: エドワードチャンセラー,Edward Chancellor,山岡洋一
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ネットもチェックしている。
これらは、すべからく彼女の一言が耳に残ったからかもしれない。ということを冒頭で引用したエントリを読んで考えてみた。
80年代後半。当時の私は高校生くらいだった。その頃、私がなにをやっていたのかについては、過去のエントリで書いた。恥ずかしいから再掲しないけど。
冒頭エントリから引用。
ティファニーを始めとする宝飾店は(略)カップルに混じり、同じネックレスを「コレ10個下さい」みたいに購入してる男性もいた。
もちろん、高校生くらいだった私にはこんな世界に遭遇したことはない。でも、周りのみんなは良い服を着ていたような気がする。取っかえ引っかえ。
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バブルの発生はアノマリー*5であり、合理的な経済状況では発生しない例外的事象であると言われることもある。
一方、2000年代初頭のネット・バブル期では、株価(そしてそれを支える産業発展領域)は「永遠に上がるのだ」というすごい話が真顔で語られたりしていた。ニューエコノミー(死語)。
昨今の日本経済政策(まだ予定だが)は、「アノマリー(偶発性)」でも「ニューエコノミー(期待感)」でもなく、意図的に80年代後半からの社会情勢を目指そうとしているように思える。
それが、良いことなのか悪いことなのか?については言及を避けるけど。
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なんだかバブルチックで無駄に長々と書いてしまったよ。