けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 借り物でも茶けた臭いを放ってもいいじゃん。

前のエントリがライフハックス的なエロいものだったので、「よし!これでブックマーク3桁は無理でも2桁ゲットは確実であろうよ!これからは注意して書かねばならないな!」と思ったのだけど(嘘)結果はノーレスポンス。草枕でいうところの「おい!」と声をかけても返事が無い。
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図書館に行った。そろそろ文庫落ちだろうから買って読もうかしらん?と思っていた本が単行本で置いてあった。
けろやん。メモ:垣根涼介「ヒートアイランド」(文春文庫):熱気から吹き込む冷気・・・
果たして起死回生なるシリーズ4作目なのか?読み始めるのが怖い感じ。
けろやん。メモ:東洲斎写楽ではなく、佐伯祐三享年30歳
おお!ばかでかい画集があったぜ!雨が降っていたので裸で持ち帰るのは人として許せなかったので、その場で鑑賞した。うう!素晴らしい絵が連なっていた。
ゲンダイアートが云々ってチャラリラチャラリラ俗物的に云々ほざいている人たちも心奥から観て感じてみろや!って思った。分厚く塗りたくった毒々しい心。立ち読み(観)して観ただけだったんだけど「取り込まれそう」になった。

佐伯祐三 (新潮日本美術文庫)

佐伯祐三 (新潮日本美術文庫)

佐伯祐三享年30歳。

結核を患い、さらに精神に変調をきたし30歳客死。

そのころ私も狂っていたかもしれない。もちろん私はなにものをも残していない。彼我。
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最近、電車の中で本を読む人が多くなってきた気がする。
もちろんスマートでフォワフォワンやっている人間もいる。挙句の果てにはラッシュをいいことに私の肩にフォンを載せてぺこぺこやって馬鹿もいる。私は、肩を持ち上げてぐいぐい牽制かけたかったけど身動きできず机になったままの私の身体。人間椅子かよ!
でもね、本を熱心に読んでいる人もいて、その本の背表紙には「***図書館」って書かれていたりする。あるいは、茶けた文庫本を茶けた臭いを放散させて読んでいる人もいる。
ラッシュアワーの人々も棄てたものではないものだなあ、って思った。