けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 遊ぶこともままならず、こころ惑わされた連休

3連休。散髪に行き、ユニクロに行き、本とコミックを読み、バッハとビートルズを聴き、ギターを弾こうとしたら弦がぶち切れたりしていたら、なんだか人が恋しくなった。
さりとて、このくそ熱い中をターミナル駅まで出ると死んでしまうかも知れないぞ!と冷静に考えて、地元(っていう言い方嫌いだけど)の友人を電話で訪ねた。
−−−
「おっ!けろ!どうした?」「いや暇だから遊ばない?」「悪い、今日は一日中店に立ってるんだ」「・・・」。怖いほど周りに気遣うような人間になってしまったので、店員さんを休ませて、ひとりで店をやってるのかな?
「おっ!けろ!どうした?」「いや暇だから・・・」「悪いね、いまバイトしているんだ」おお、彼も真面目に働くようになったのか。ん?でもバイトって・・・。
仕方が無いので、町一番の情報通*1に連絡先を聞いていた友人も訪ねてみた。彼とは10年以上会っていないので訪ねるというか発掘かな。
「けろやんなんだけど」「ん?けろやん?ん?けろやん?けろやん?」「うん。けろ!けろ!」「・・・おお!けろくんか!懐かしいね」*2「いや暇だから・・・」「悪いね、土日は仕事なんだよ。また連絡してくれたら都合をつけとくから」
彼は20年近く公認会計士試験に臨んでいたけど、結婚するに際して不動産屋で働き始めた(らしい)。私にはまったくない強い生命力を持っている人間だなあ*3
−−−
正直、ここら辺の友人たちとは、ボケとツッコミをやっていた(私がボケ役でいまもやっている)関係なので、わりとドウでも良いといえばドウでも良い感じなんだけど。
本当に仲が良かった友人たちは、あっちこっちに散らばってしまい消息不明。その中に一人だけ家の電話を知っている人間がいたので、おそるおそる訪ねてみた。
家族が出て「おや?けろくん?元気にしてる?ナニナニには、前に電話を貰ったときに伝えたんだけど、うーん、うーん言って折り返しの電話をしなくて。ゴメンね・・・」
今回も彼からの折り返しは無かった。
よくよく考えてみると、彼は甲乙両方に取れる会社の仕事をやっているという風聞を聞いていたので、そのあたりのラインを越えた遠慮があるのかな?
いや、単純に私を避けているという可能性も大きい。いずれにせよ、時間が熱きに溶けることなく凍ってしまったような感じだった。
−−−
結局、真夏の公園で頭を焼きつつ幻惑された連休。灼熱の熱帯夜。

*1:南北に分断されていた町を統一させようと画策していた(らしい)フィクサーみたいな人間。

*2:こいつ私のあだ名には即座に反応したけど、本名を完全に忘れていた。

*3:町のいわゆる高学歴な人間に結構いるタイプ(私も含めて)。司法試験のどろぬまに嵌ったり、パンチドランカーもどきになってしまったり。