本屋に行ってきた。ただし、物量逓減策と節約策のためイロイロと立ち読みで済ませたよ。公式HPには反映されていないのだけれども(大丈夫?*1)「週刊東洋経済」は面白かった。
曰く「巷間の流行本の類(マーケティングとかボクはこうやって成功したんだ!)ではなくて、教養のための読書をしよう」という内容。
マンキューの教科書から始まり、ルソー「孤独な散歩者の夢想」、朝永振一郎「物理学とは何だろうか」、中村広治郎「イスラム教入門」(これは違う本だったかもしれない)なんてな感じ。ああ、一世を風靡したR・ドーキンス「利己的な遺伝子」ももちろん推薦されていた。
ちょっと異色なところでは、山田風太郎「戦中派虫けら日記」もランクイン。この本は、結構、最近に読んだので、記憶に残っている。トルストイの「人生論」について、大いに書かれていたっけな。
で、古本屋で「人生論」を購入したのだけれども、うむ、さっぱり分からんかった・・・。人生論というよりも人間論じゃないかよ、とか稚拙に思ったことは、なんとなく覚えている。
話を戻して「教養のための読書」。これはと思っていた本が紹介されていなかった。横溝正史「本陣殺人事件」じゃなくて、M.ミッチェル ワールドロップ「複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち」。
複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち (新潮文庫)
- 作者: M.ミッチェルワールドロップ,Mitchell M. Waldrop,田中三彦,遠山峻征
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/05
- メディア: 文庫
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さて、立ち読み。「週刊ダイヤモンド」にも興味深い記事が載っていたので、サクサクと読んだ。あと気になっている本も読んだ。
- 作者: デビッド・キャリー ジョン・E・モリス,土方奈美
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2011/12/09
- メディア: 単行本
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結論。立ち読みの利点は、足が疲れるので速読(っていうのかな?)でスイスイ読めることだね。