近隣のブログで紹介されていた「不確定性原理」が、おっと、はてなキーワードのトップになっているぞ。
不確定性原理に欠陥…量子物理学の原理崩す成果
このため、位置と速度は、一方を正確に測ろうとすると、もう片方の誤差が増える。これが不確定性原理で、ドイツの物理学者ハイゼンベルクが1927年に提唱。32年にノーベル物理学賞を受賞している。
直前に引用していたぜ(エッヘン!)。
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20120113/1326409069
3月27日 -ハイゼンベルクが不確定性原理に関する論文を提出(量子力学)
といっても内容は全然知らないのだけれどもね。ただカッコいいかな?って引用しただけなんだ・・・。
不確定性原理。結構、ミステリ小説の小道具として使われる。「不確定性原理の殺人事件」とかいうオンボロの小説もあった。
しかし、その大元を辿れば、京極夏彦のデビュー作「姑獲鳥の夏」に到達する。これなんかは、まさに不確定性原理が、始めから終わりまでを貫いている。
姑獲鳥の夏 - Wikipedia
まあ、「これでいいのか?」という結末はトンデモ・ミステリかと見紛うばかりだけれどもね。
- 作者: 京極夏彦
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http://keroyan.exblog.jp/2937019/
「量子力学の不確定性原理のことを思いつめていたようだ。全ての現象は観測する主体を抜きにしては存在しえない。」
とケレンで使われたりもしている。という風に不確定性原理とミステリの相性を考えてみました。