自分自身のリマスターが先だろうに・・・（追記アリ）

ビートルズ祭りが、少し落ち着いてきたように思われます。

ザ・ビートルズ・ボックス

Amazonのレビューも79件と大きく伸びて、おおむね好評のようです。

カスタマーレビュー

で、私も奮発してバッフン購入してしまおうかと思ったのですが、ちょっと迷っていました。「リマスター」って、結構、賛否がありますね。雑音を排除する過程で、原音（とくにアコースティックな楽器の音）が変形してしまったり。

そこで、リマスターについて、上記レビューから引用してみましょう。少し長いです。

とにかく、巷には「よけいな細工を加えたリマスター」が多すぎます。
リミッターやコンプレッサーを掛けると音圧が上がり、音にパンチが増すような気がします。イコライザーで高音を上げると、シャキッと切れが増すような気がしますし、低音をブーストすれば、迫力が増すような気がします。しかし、そういうものは本来、聴き手がそれぞれの環境に合わせて調節すれば良いもので、iPodのイコライザーを変えるとか、カーオーディオの設定を変えて、好きなように楽しめばいいんです。
リマスターをいじってしまうと、全てに色がついてしまい、元にもどることができません。高音を上げすぎると、長く聴くのがつらいですし、音圧を上げすぎると音楽のニュアンス（ダイナミック・レンジ）が失われます。雑音の除去も、注意しないと原音を損なうケースがあります。

うーむ、専門的なレビューですね。

私は、タイ米は炊いて（大枚叩いて）ボックスセットを購入する前に、一枚だけ購入してみました。

プリーズ・プリーズ・ミー

記念すべき1stアルバムです。旧盤（？）と比べてリマスター化が良く分かるかな？と思ったのと、多分、一番聴きこんでいる大好きなアルバムなので選びました。

その結果・・・。

( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ …

音の飛び出し方が全然違います。特に、トラック10の「Baby It's You」のコーラス部分。うへぇ！という感じ。

 ( ﾟДﾟ)ﾎｽｨ、ﾎﾞｯｸｽｾｯﾄ・・・ 

多分、近日中に購入してしまいそう。

で、近日中に発売のこちら、

ザ・カタログ(ボックス・セット)

も凄い気になっています。海外版はTOWER RECORDSで発売されていたなあ。

※参考
■ベイビー・イッツ・ユー（wikipedia）
■-ビートルズ・リマスターCDを聴く Part4　『プリーズ・プリーズ・ミー』編

追記：
iPodに載せてみたら、むん？凄い違和感あり。レフトに低音、ライトにヴォーカルという単純なステレオ化で、これは別に構わないのだけれども。ヴォーカルにエコーが聴こえるのが気持ち悪い。

iPod中心の音楽生活の人は、購入の際には十分に気をつけてね。本稿のようにバラ売りを購入して試してみるといいですよ！