何かととっつきにくい印象があるジャズを楽しむための作品を考えてみました。楽しむためですよ!
1.まずはこちら。
- アーティスト: ソニー・ロリンズ,トミー・フラナガン,ダグ・ワトキンス,マックス・ローチ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: CD
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ところが、この作品、定番ではあるのですが、ピアノが入っていないピアノレス編成になっています。すると、「誰か、ピアノが入っているジャズ、タノム!」という気持ちにもなってきますね。
2.そこで、こちらに進みます。
- アーティスト: ブラウン=ローチ・クインテット
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2003/04/23
- メディア: CD
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3.トランペットつながりで、次に進みましょう。
- アーティスト: リー・モーガン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: CD
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4.リー・モーガンといえばこちらです。
- アーティスト: リー・モーガン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: CD
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私のお気に入りリー・モーガンは、
- アーティスト: リー・モーガン
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: CD
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5.さて、続いてはこちらです。
- アーティスト: アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/06/10
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さて、ドラムス比較です。2.で登場したマックス・ローチは、タイトなドラミングでメリハリが利いているのですが、こちらアート・ブレイキーはちょっと様子が違います。ゴージャスなドラミングで、フロント(この作品では、モーガンのトランペット)を食ってしまうような感じもします。
私は、このブレイキーのドラミングが、あまり好きではないのですが、彼はバンド・リーダーとしてたくさんの奏者を発掘、起用しているので、ここからジャズの輪を広げるのも良いかと思います。
6.さて、続いてはこちらです。
- アーティスト: ハンク・モブレー,リー・モーガン,ハロルド・メイバーン,ラリー・リドレイ,ビリー・ヒギンズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/06/09
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私は、最近まで知らなかったのですが、この作品は昔のジャズ喫茶の定番メニューだったらしく、Amazonのレビューも熱くなっています。中でも、アルバム二曲目が目玉だったらしいですが、一曲目の勢いは楽しめます。
7.さて、続いてはこちらです。
- アーティスト: ソニー・ロリンズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: CD
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8.さて、最後です。
- アーティスト: ジョン・コルトレーン
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2008/02/20
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さて、「えっ!コルトレーン?なんだか難しそうで嫌だなあ、参っちゃうよ!」という人もいるかと思います。たしかに、コルトレーンの後期の作品は、頭が捻じ曲がってしまうような気分になるときもありますが、この頃の作品は聴きやすいです。
そこで、この作品等の初期作品でコルトレーンに触れてみて、聴き込んでいくうちに、後期のコルトレーンを楽しむことも一興かもしれません。なにしろ、聴かず嫌いはもったいないですからね!
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ジャズは作品ごとのメンバーが流動的なので、今まで紹介してきましたように、人(奏者)つながりで、作品を開拓していくことのも楽しみの一つです。繰り返しになりますが、マックス・ローチのドラムが気に入ったら、彼が参加している他の奏者のリーダー作を聴いてみるというような方法です。
これは、TOWER RECORDSなどの店頭で行うことは難しいと思いますが、嬉しいことにAmazonなどでは、好きな奏者を入力・検索して見ると、思わぬところに参加していることが分かったりします。まったく、便利な世の中ですね。
このようにして、例えば「ジャズ名盤あれこれ」というような書籍を調べて作品を聴くのとは異なるアプローチで、ジャズを楽しめます。皆さんもいろいろと試してみて、楽しんでください。