けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 秋眠中のインテルメッツォ2

昨晩、眠りすぎたせいか節々が痛む身体を持ち上げて、風呂に入った。食欲が湧かず、再び布団に吸い込まれそうになる気配を振り払い、「少しずつで良いから飯を食わなくちゃな」と一合半の飯を炊き、少しの飯で納豆に大根おろしを混ぜたものを載せて、ありあわせの具で作った味噌汁で食う。あまり美味くない。

その後、大好きな民俗学風味のミステリを読むも、集中力が皆無であり、字面がのっぺらぼうのようだった。冷蔵庫が空になりかけていたので、買物に出かける。カレー屋の店先の匂いに引かれて、パリパリなんとかカレーを食うものの、熱すぎる紙を食っているようで、まったく美味くない。美味くない。

買物を済ませて部屋に戻ると、ぐったりと一息吐く。ほう。

バナナを磨り潰して、ヨーグルトと牛乳、そしてハチミツを入れて、元気が出るはずの飲み物を作る。ハチミツが少なくなっていて上手い具合にいかなかった。窓を開けると疾風が吹き込むことなく、湿風がどんよりと入り込んでくる。

なんか、空気、重たいんですけど・・・。

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楽器の練習。

しばらくクラシックギターを弾くこともないだろう。右手の爪を思い切って爪きりでバッサリと切ってしまおうと思った。しかし、思い切り、踏ん切りがつかず、未練がましく、紙やすりで削り、整えたりしてしまう。

そして、楽器を箱から出して弾いてみると、美味くない、ぐったりとした音が、部屋の空気を更に重たくする。空気が重いのではなく、私が重いということかもしれないな。