けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 サミット・リミットは遠い世界

洞爺湖サミットも終わったようですね。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/159854/

今回のG8においては米国を含め2050年までに少なくとも半減という長期目標について、すべての国連交渉参加国の共有と採択を求めることに合意した。これは大きな成果であったと考えています。

2050年」(!)までに、「少なくとも」半減という「長期」目標に、共有と採択を「求める」ことに合意した。正直、ノストラダモスの予言みたいな合意、というかポエムみたいな感じ。

しかも、弱々しく、なんだか周りを見回し、恐る恐る忍び足で発した声明文みたいな。

こちらの記事では、

【洞爺湖サミット】「過去」か「未来」か 責任押し付け合い

「これまで蓄積している温室効果ガスの発生源は、19世紀後半以降、工業化を先に進めてきた先進国だ。責任を認めた上で議論を進めるべきだ」(新興国
 「それは否定していない。先進国が率先して削減を進めていくべきとの認識だ」(先進国)

というように、「長期目標の共有」が達成されたようには、とても思えないなあ。

結局、発展状況の「格差」が地域にあり、その格差の原因が「時間」にあるという、問題が四次元的に複層化しているのが、困ったことなのかも。2050年、地球は元気なのかな?私たちは、どんな生活をしているのかな?そして、誰もいなくなっていたりしないかな?

何はともあれ、サミット開催期間中に大きな事件がなかったこと。これが、今回のサミットの一番の成果だと思ってしまいます。