すこし古い話だけれども、「週刊東洋経済6/21増大号」が面白かった。
「増大号って変なの!」という面白さではなくて、面白かったのは掲載されていた「最強の「読書術」という特集。
ネットでは、「匿名原理主義者」「実名原理主義者」という印象が強い池田信夫センセが、「ふむふむ!」なことを書いていたりしましてね。もちろん、「ふむふむ!」は、私の「ふむ」なので、万人が「ふむ」したりはしないと思うけれども。引用してみましょう。
情報のスピード、量、理論のすべての面において、日本のエコノミストはアメリカに大きく後れを取っている。不確実性について触れている本にしても、私が知るかぎりでは日本人が書いたものは、竹森俊平氏の『1997年−世界を変えた金融危機』ぐらいである。
引用箇所は所謂「サブプライム問題」についての文脈。
もちろん、すべてのことで、情報が速ければ良いとは思わないけれども、経済関連なんかについては、スピードが大事だと思う。反面、中には、一年もすると古びて、「なんじゃこりゃ!」という諸刃の剣なこともあるけれども。
池田センセがご推薦されている本。
- 作者: 竹森俊平
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 新書
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池田センセのほかにも「読書の達人」さんたちが、それぞれの読書法を書いていて、本好きの人は、イイトコ取りして楽しめる内容です。
中には、
Q:一ヶ月の読書量
A:100冊くらい。9割がビジネス書で、(以下略)
という
____ / \ / ─ ─\ / (●) (●) \ ビジネス書に狩られて堪るか! | (__人__) | 俺、ビジネス書を狩るんだぜ! \ ` ⌒´ /
みたいな、凄い人の読書法も紹介されていたりします。