けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 待望の本が出ていたではないか!!!!!

先日、

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20071024/1193178420

講談社ノベルズで、「綾辻・有栖川復刊セレクション」というのが刊行されていて、個人的には有栖川さんは「「江神シリーズ」の第四作を早く出せ!!」と思いながら、

と書いたのだけど、問題の第四作が既に刊行されていたではないか!!

女王国の城 (創元クライム・クラブ)

女王国の城 (創元クライム・クラブ)

今回は密室物らしい。思えば、江神シリーズは、1.犯人探し物、2.アリバイ物、3.ミッシング・リンク物であり、本作で待望の密室物ということで、連なりを意識したシリーズなのだ。前作、3.については、「ミッシング・リンク物」と簡単に語るには、大仕掛けな豪華フルコース畢生の大作であり、果たして本作がそれを越えるか、あるいは同水準に至るか、読者としてはとても気になるところ。

で、昨晩、少し読み始めた。山奥にある新興宗教「村」が舞台であるようだ。既視感が湧くまでも無く、オウム真理教の一連の事件の後には、新興宗教を舞台にしたミステリは数多く書かれた。隔絶された舞台として、非常に使いやすい設定であることと、ギミックを絡め易いという点も魅力的なのかもしれないな。