けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 スポーツ二話

昨日10月26日は、正反対というか双曲線を描くというかなスポーツの一日だったらしい。亀田興毅の謝罪会見とレッド・ソックス岡島の素晴らしいリリーフ登板。

亀田興毅会見

9:00から会見ということで、録画しておいた。じっくりと観た感想。まず、反則指示を認めたことが一番大きいことだと思う。個人的には、「指示」というか、応援ではないな、勢い余っての言葉だと認識していた。例えば、観客が熱くなって、「ぶっ殺せ!」とか叫ぶような言葉。

そして、それは親父さんが反則指示(耳元でヒソヒソやった奴)に誘発されて、興毅が勢い余って言葉を発したのが正直なところじゃないかな?しかし、会見では、記者たちのしつこい追求に対して、「反則指示」を認めたと。

私の中では、とにかく、「反則指示」に対して、どう応えるかだけを注目しており、その対応が今後の興毅の行く末を左右すると思っていた。良い対応だったと思うな。そして、隠れたMVPは追求した記者たちかもしれない。

で、親父が会見(というか謝罪か)しないのはおかしい!という論調も大きくあるが、私は、そんなのどうでも良いことだと思っている。少なくとも内藤選手に対して電話で謝罪して、内藤本人が「終わったこと」と述べていることだし。親父が云々というのは、結局、騒動が拡大することを期待するマスコミの人たちだと思う。

いや、親父を擁護しているわけではないが、例えば、昨日の会見に親父が出てきたら、ブチ切れてドシャメシャになってしまったと思う。金平会長も抑えらる力が無さそうだし。で、それで益するのは、マスコミであったり、亀田バッシングに日常の憂さを晴らして満足している人たちだけだろう。選手としての亀田は場外に置いた騒ぎ。私はそういうことは嫌だ。

さて、選手としての亀田。大毅選手については、今回の興毅会見とは別だと思う。練習再開に際して、謝罪?会見を開くことが条件ということで、それに期待したい。現在の状況は、

http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20071012/1192213971

切腹するよりも、恥辱背負ったまま戦い続けるほうがよっぽどきついわけで。

に同感。というか、私にはこんな上手く表現する力量がないけれども。

岡島力投

これは、夜のBS再放送を録画しながら観た。走者二人を背負ってのリリーフ、っていうか、尻拭いのような登板。圧巻は、その回を締めくくる三振だと思う。正直、賞賛とかじゃなくて、涙が出そうになった。

あと印象的なのは、どこでだったか忘れたが、外角にストレートを投げ込み、同じ軌道でスプリットを投げて空振り三振を取った場面。メジャーに行ってからの岡島の印象は、内角への直球(球速は143キロくらいらしかった)と抑制を効かせたカーブとチェンジアップの組み合わせ。

解説者(梨田さん)も言っていたが、ポストシーズンに入ってからの岡島は、スプリットを多用しているみたいだ。というか、効果的なスプリットを投げれるなんて知らなかった・・・。

さて、レッドソックス。課題は、明日の松坂だろう。別に負けても良いと思うのだけれど、松坂本人にとっては、とても大事な登板になると思うな。レギュラーシーズン後半、そしてポストシーズン入りしてから、まともな登板を見ていないよ。

「捕手バリテックの配球に問題がある」という解説も聞くし、私もそれに一部賛成するものの、コントロールが悪過ぎ。とにかく、明日の試合は、松坂のための試合だと思うな。