けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 E・クイーンをA.バークレーが補足したこと:その1

"トリル"という単語をgoogleさんに投入すると、「関連検索」で"悪魔のトリル"という単語が先頭に登場する。悪魔のトリルは、楽器を奏する人には、無視できないトリル問題である。

しかし、ブログ世界を股に賭けている所謂トリル氏は、悪魔には成り切れないようだ。性格の問題もあろうが、根底として論理構築に才能がないのである。

肝は、最後に延べることにして、まずはその論理を考えてみよう。

例えば、順列組み合わせである。X地点に存在するA*1という犯人を導出するには、X地点とは別のY地点におけるAの足跡を辿り、Aが存在したことを確定しなければならない。それが可能となった時点で、ようやくミステリ小説で馴染み深い"状況証拠"というものが発生する。

さて、犯人AはX地点のみならず、Y地点においても足跡を残したのだろうか?Y地点には、A、A2、B1、B2が存在したと仮定しよう。X地点において足跡を残したAは、Y地点でA2に「隠れた」かもしれない。あるいは、A+A2=グループAになったとしたら・・・。いずれにしても、X地点とY地点に存在するはずの共通項(Aの足跡)には、完全な断絶が生じてしまう。

・・・まあ、今回は(も?)演繹的にαという状況を想定して、そのαの妥当性を裏付けしていくという手法に終始した感が否めない。すなわち、誰ソレは作家の誰アレでアル、と断言したアレレなアレである。

横道に逸れるが、この手法。佐々木俊尚氏の「フラット革命」の書き方と類似している。最初に状況を想定する。そして、その状況に見合うエピソードを拾遺して、状況の妥当性を構築する手法だ。

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で、肝の話。ちゃぶ台をひっくり返させていただきます。

あれに嘘を記入する人もまぁいないし。

あれに、嘘を記入する人はいないかもだけど、すべてを記入する人がすべてであるわけではないのだが。私が書く場合には、姓だけしか書かないし、住所も東京都豊島区(豊島区在住ではないけれども、一例として)までしか書かない。大体、あれは、疲れ切った時に書くものだし、冷たいビールを早く飲みたいじゃないですか。

*1:ちなみにX地点の人口密度。地方小都市よりも高かったかな?