アベ改造内閣が、躓いてしまったようで。
ブログ世間には、「有能な人ならば、小さなことで失脚させるべきではない！！」という声もありますが、今回の改造内閣というのは、私も一員であり、高邁な思想を唱える人も一翼を担っているであろうポピュリズムにおいては、「身体検査」内閣であったと思います。
「身体検査」。なんか、ヤラしい響きがあるので、私としては「身辺調査」と読み替えたいけれども、「身体検査」の言葉が、一般紙等で踊っている。そこからして、ポッピュでしょう。
「有能な人ならば、小さなことで失脚させるべきではない！！」ということは、日常生活世界から考えると、ブログ論壇という非常に局地的、かつ知識層を対象として、自らを「知」になぞらえる人の繰言に過ぎないと思えますね。
で、私は、知識層の最前線に立ち、自らを「知」であると妄想している人間ですから、このようなチンケなカネの問題で、日本国の政局が東西南北してヨカトピア？と思いますが。でも、いくらブログで、「ブイナ、ブイナ！」と鼻息立てようとも、「ブログ」という存在を知っている有権者諸君というのは、非常に限られたものだと思います。
ブログとかネットとか、２ちゃんねるとか。そういうものに縁がなくて、日々の生活に対峙して、時には、愚痴をこぼしながらも、シアワセに生活している人々が、本当の人々なんだ、と思うこの頃。
