けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 耳が痛いエントリ

■黒崎夜話:水たち

これは多くのブログにも言えることで、日記と称しながらも具体的な匂いが乏しい。食事のことを書いても、女にモテるには、のことを書いても、いつもどこかで見たことのある切り口と結語である。(中略)一冊本を読めばそのことをすぐに書く。

「女にモテるには」ということを書いた記憶がないが、Ereniさんに「不味そう!」と罵られた記憶があるように、「食事のこと」を書いたことがある。そして、「一冊本を読めばそのことをすぐに書く」。うーむ。

本の感想文ブログの書き手である私には、耳が痛い。とりわけ、これから5冊ほどの感想文をボチボチ書こうと思っている、今の私にとって。

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それはさておき、その前のエントリ。

http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/31613808.html

自費出版について触れられている。自費出版といえば、プロモーター詐欺のような話が世間をにぎわせていた記憶がある。しかし、「プロ」*1の作家が、確信犯的に自費出版して、より多くの収入を得ようと試みたというような話もあった。

「作家」あるいは「記者」というのは、格好が良いものに映りがちで、当節の風潮から憧れる人々も多いと推測される。しかし、その実、新聞や雑誌における「作家」のコラムあるいは社会時評の多さ、あるいは、所謂「やめ記者」のネット上での遠吠えの多さを見るに、理想と現実のギャップの非常に大きい「職業」*2だと思う。

*1:定義は難しいが、ここでは知名度の高い出版社で数多くの著作を物しているというくらいの意味。

*2:ここでは、労働を背後に暗示する意味での職業