けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 オレは醜いなあ・・・

映画「男はつらいよ〜真実一路」を観終わる。記憶が不鮮明な所もあり、鹿児島で夫婦が再会すると思っていたのだけど、「探索行」は失敗に終わったということで、違っていた。プロットとしても、この失敗が大きな意味を持っているのだな。

以前は、全く気に留めていなかった寅さんの「俺は醜いなあ」という言葉。背景を考えると、胸にズシリと来る。自己を投影しているからではあるが、私の状況は、そこまでハードでないところが苦しみの源泉か。中途半端だから手に負えない。心の底から、自己同一する思いに至ることがあるのだろうか。

「探し物は何ですか?」、「はい、探し物はこれです」。

話は戻って真実一路。枕木だけになった廃線跡を連れと歩き出すラストシーン。これも記憶から消え去っていたけど、実に素晴らしい。1984年公開というのも見逃せない時代背景。

・・・なんか映像付いているところなので、続いて「グッドフェローズ」を観よう。

グッドフェローズ (1990)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6287