けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 落ちたスレッド、不夜城

五時起床。いつもと同じように何度も目が覚めた。すぐに寝付けるので問題はないのだけれども、少し気になる。

−−−
先日、

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20091120/1258709312

2chの片隅で酒造りに力を入れている男(多分)が居るかと思えば、

と書いたのだけれども、当該スレッドが落ちちゃっていた。私が行きつけにしている店は、大体、しばらくすると廃れ始めて、店じまいに至るのだけれども、2chスレッドも一緒かよ。

古本屋で、

鎮魂歌  不夜城II (角川文庫)

鎮魂歌 不夜城II (角川文庫)

を見つけたので再読していたら、その前段たる
不夜城 (角川文庫)

不夜城 (角川文庫)

を読みたくなって、図書館やら古本屋で探すも見つからず、新刊書店で購入した。これで、多分、三冊目くらいになっていると思う。もったいないことだけれども、傑作だからいいや。

で、再読開始。筋を忘れているので、とても楽しめる。全部で三部作だから、まだまだ楽しめると思うと嬉しい、嬉しい。

 読み返そうな本

何度となく読み返す本ってある?

結構、被っているなあ。坂口安吾村上春樹の短編、キャビン・ライアルとか。ちょっと足してみよう。

北東の大地、逃亡の西 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1806)

北東の大地、逃亡の西 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1806)

どこから読んでも楽しめるソリッドな短編集。
風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇 (岩波文庫)

風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇 (岩波文庫)

この本は、坂口安吾のイイトコ取りした傑作編集版だと思うな。大人が読むべき本だと思う。ただのファンタジーではなく、人間とは何かを鋭く突付いている。恋愛小説としても読めるよ。
行人 (岩波文庫)

行人 (岩波文庫)

これも恋愛小説として読むとすっきりとハマると思う。邪道と言われようが、本の読み方は自由なんだぞ。

 忘却の悲劇、あるいは悦楽

コメントを吊るし上げてみよう。

tamamusi 『「忘却とは楽しめることなり。」佳き哉、佳き哉。』(2009/11/23 13:34)

で、思い出したのが、

けろやん。焼き芋。/書評:荻原浩「明日の記憶」〜削り落とされる記憶に宣戦布告!!

実は、忘れることの悦楽を逆説的に描いた物語かもしれないな、と真剣に思った。同書については、再読していない。読み返したい、とは何度も思ったけれども。自分にとって禁忌、聖域なる本なのだと思う。

by keroyaning | 2005-03-10 22:19 | 書評

最初に書いた「エントリ」と呼べそうなエントリ。