けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

藤原伊織「てのひらの闇」(文春文庫)

読了日:2022年5月11日(水)
書経緯:所蔵
書誌情報:1999年10月 文藝春秋

<感想>
おはようございます。

藤原伊織「てのひらの闇」読了。

酔いどれだけどカッコいい男が、世話になった人間の死の真相を探るべく、あくせくする物語。

ちょっとストーリーが予定調和なんだけど、ミステリ馴れした「どんでん返し待望脳」には新鮮でした。

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以上、ツイッターのベタ打ちなんだけど、ちょっと補足しておこう。

著者の藤原伊織は言わずとしれた「テロリストのパラソル」の著者。

同作品で、江戸川乱歩賞を受賞し、返す刀で直木賞を受賞。両賞受賞作品は未だ現れず。

で「テロリストのパラソル」を続ける。

これって絶賛の嵐で迎えられて、その後も批判的な意見をほとんど聞かない。

私の周辺でもこれを読んでエンタメ作品を読み始めた友人がいる。

でも、個人的にはどうなのかなあ・・・あまり高く評価していないんだ。

この作品については、また書くかもしれない。

何が言いたいかというと、「テロリストのパラソル」で挫折した人にも、本作「てのひらの闇」はオススメです、ということです。

評価:5/5

(本文以上)