けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 八ヶ岳縦走考。

(オリジナル版)「君の名は」の如きすれ違いを繰り返していた知人とようやく会えた。「来年一緒に剱岳に行こう」の人だ。

彼はヨーロッパアルプスへの新婚旅行帰りで、熱々のアルバムを魅せてもらいながら、モンブランのすばらしさについて語った。私の胸がドキドキしたのは、熱々の方ではなく、むしろヨーロッパ山塊の写真の方。
さて、彼と会いたかったのは八ヶ岳を縦走した話を聞きたかったから。
以下、メモ風に。
8月の初旬に南の編笠山から北の蓼科山に向けて縦走したとのこと。3泊。当初の予定では、北から南に下るつもりだったらしいけど、台風の接近にともない八ヶ岳に向かう電車中で急遽予定を変更して、南からの縦走に切り替えたそうな。すばらしき臨機応変だなあ。
彼からの情報で参考になったのは、キレット小屋の水は汚い。キレット小屋から赤岳登攀は思いの外に厳しい。硫黄岳山荘にはウォッシュレットトイレがある。
硫黄岳山荘。
私が南八ヶ岳に行くときに必ず通るルートにあるんだけど、その外観は見すぼらしく、営業しているのかすら疑問符だった。それがなんとウォッシュレットとのこと。いや、ウォッシュレットって地上下界の生活でも使ったことがないので、どうでもいいんだけど、営業していることに驚き、私の行動に幅が出てきた。
硫黄岳周辺は高山植物の宝庫だ。硫黄岳山荘には高山植物園があるほど。
硫黄岳山荘のご案内
書いた。

けろやん。メモー八ヶ岳に行ってきました(2016年の第二回目_その4)。
ガスの名所である硫黄岳からの下山が最後に控えていた(略)

そう。硫黄岳山荘の前は、このガス(霧のこと)を恐れて走るようにして素通りしちゃうんだ。だから高山植物園には行きたいと思いながらも、いまだに行ったことがない。いや園じゃなくてもいい。高山植物をゆっくりと観たいんだ。それが硫黄岳山荘に泊まることで叶うかもしれない。この山荘情報はうれしかった。
硫黄岳から更に足を伸ばした彼から北八ヶ岳の双子池についての話も聞いた。

湖畔のようにひろがった砂浜にテントを張って、なんと池の水がそのまま飲めるっていうんだ。「トム・ソーヤー」の世界じゃない?あるいは、ちょっと小さいけど「森の生活」の世界じゃない?ちなみに、彼はここでキレット小屋の水場からポリタンクに汲んできた水にミミズが入っていたことを発見したそうな。
熱々の写真やミミズ情報を取得するだけではいけないと思い、私は硫黄岳から夏沢峠越えの本沢温泉ルートの情報を提供した。要約すると日本一高所の野天風呂である本沢温泉はすばらしいよ!ということ。こちらが参考になる。
yamatabi lodge-2014年8月21日
私は最初の八ヶ岳行きで湯に浸かった。そのときは3-4人用のテント(実家に転がっていた)とかの大荷物を背負っての赤岳越えであり、いま考えると若さであるなあと思っているんだけど。
書いた。

けろやん。メモー八ヶ岳に行ってきた(2016年の第一回目)〜山らしい天気に恵まれました。
テントを含めた荷物一式を担いで赤岳に登ることにした。行者小屋を7:00に出発して、赤岳山頂に8:35に到着。空身で登った前日よりも速く登れたぞ。

おっと、まだまだ若いじゃないか(ってほどでもないか(´・ω・`)・・・)!
若さ云々は横において、こんど八ヶ岳に行くときは、荷物一式を担いで赤岳から硫黄岳への縦走を経て、夏沢峠越えの本沢温泉テント場泊を考えています。