けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

簡単にできるストレス解消法2〜錯綜しながら疾走する。

書いた。

けろやん。メモー簡単にできるストレス解消法〜部屋を散らかしているのにはワケがある。
NHKの番組では、同時並行的にいろいろなことをやるということも紹介されていたので、それについてはまた書くかも。

書いてみよう。ただし、私が一番気になった番組のその部分で、

うるさくて聞き取れない部分もあった。

という悲劇に見舞われたのでチョット不正確な部分があると思うので、ご承知おきください。まずは私の机の写真です。
全景。

らくからちゃさんの素晴らしいエントリに刺激されて城山三郎「男子の本懐」を読んでいます。エントリはこちらです。
ゆとりずむー経済小説の泰斗 城山三郎の小説を片っ端から読んだのでおすすめ作品を紹介する
ちょうど戦前日本の経済政策について勉強しているところなので、金解禁(そして軍縮)を成し遂げた浜口雄幸井上準之助についての評伝にずっぽりハマり込んでいます。なにしろ金解禁に至る(手法としての)緊縮財政は、庶民の暮らしを圧迫するものであり、昨今のポピュリズム的なアベノミクスとやらとは真逆のことです。そして浜口は暴漢に襲われて悲劇の死を遂げます。そんな人間群像・・・おっと話が大きく逸れてしまいましたね(´・ω・`)。
続いて机の上に積み上げている本です。

読んでいる本に疲れたら、ぱらぱらとめくって読みます。そうすると意外なところで発見がある。私は小林秀雄に傾倒して、少しづつ読んでいるのですが(いっぺんに読むのがもったいない)、積み上げている本(佐伯啓思「学問の力」)をぱらぱらしたら、小林秀雄の脳の使い方という小論が収められていて、書かれている文字を睨みつけるように集中して読みきりました。
また経済理論の簡単なところを英語で紹介した本(中澤幸夫「経済×English」)とか英単語帳(鈴木陽一「DUO3.0」)も集中した読書の小休止に楽しめます。
続いては、机の横の本棚です。

辞典類や年表関係が中心ですが、私が重宝しているのは「現代用語の基礎知識」。これも小休止にはピッタリです。興味のある経済分野だけでなく、ぱらぱらと物理学の潮流とか(わからないことが多いけど(´・ω・`)・・・)に食いついています。
以上のことは、前回紹介したコーピングの前段階だと思います。楽しめることをリストアップしておくには、いろいろなことに興味を持っていないといけませんよね。たとえば服を買うということをリストアップしている人は、服への興味を持っていないと服を買っても満足度が小さい。すなわちストレス軽減率も低い。
さて、最近読んだ本にも同じようなことが書いてありました。
松本幸夫「「朝10分の習慣」で1日がぜんぶうまくいく!」(PHP文庫)

引用してみましょう。

p.175
朝の勉強を15分集中して、そのあとにストレッチをして、再び15分集中して、腕立て伏せをするというようなパターンである。「疲れたとき」だけではなくて、集中したら小休止の代わりに行ってもまったくかまわない。

p.173
異質の作業をするとか、同じことをほかのやり方でしてみることを積極的な休息と呼ぶのである。バランスを取ること。むずかしい哲学書を読んで疲れたら、TVをあえて観る。コミックをあえて見る。

p.177
朝は完全に休んでしまうのではなくて、なにかを行動し続けて回復したり、能率を上げるような「積極的休息」をぜひとも取り入れていこう。
(赤太字化は引用者)

さて、長々と書いてきて、あるいは本の引用を行ってきたこの方法。問題点があります。
たしかにストレス解消になっている実感はあるのですが、体系的な学習ということがおろそかになってしまう恐れがあるると思います。たとえば他のことをまったく行わずに一冊の本に没頭する。それが経済学書であったり英語の参考書であったりするならば、没頭して体得した知識・思考というものの身につき方は、ここまで書いてきたつまみ食い的な読書の姿勢で得られるそれより大きい。
それでも、私の現在の生活(やら精神状態)に鑑みて、しばらくはこのやり方で生活していこうと思っています。