けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 鴨川達夫「武田信玄と毛利元就」(山川出版社):5月23日(土)

鳥獣戯画展の待ち時間に読んだ。

武田信玄と毛利元就―思いがけない巨大な勢力圏 (日本史リブレット人)

武田信玄と毛利元就―思いがけない巨大な勢力圏 (日本史リブレット人)

信玄と元就がなぜ同一の土俵で論じられるのかよくわからない。副題が「思いがけない巨大な勢力圏」とあり、たしかに思いがけない勢力圏を作り上げた二人だからか。
あるいは戦国期の同時代に活動した二人だからか。たとえば1555年(弘治元年)信玄は川中島の合戦、元就は厳島の戦いに直面している。
さておき本書は85ページのぺらぺら本。アマゾンレビューを引用。

星1 これは読書感想文か何かか?新しい知見は何も無く、誰でも知ってる情報しか出て来ない。(略)これで金を取るのは、率直に言って著者と編集者の良識を疑う。

私は誰もが知ってる情報を知らなかったので楽しめた。教科書のような作り。

さておき信玄と元就をそれぞれ独立した書籍にして欲しかったなあ。