けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 変わりゆく記録、そして追憶。 

朝日新聞がくれた産経新聞主催のヤクルトvs.阪神戦という謎めいたチケット。どうやら昨日の対戦チケットだったらしい。
とチケットをあげた友人から「記録更新のホームランは観られませんでしたがヤクルトが買ったので嬉しかったデス」というメールが来て知った。
というのは出来すぎた話なので、正直に書くとしばらく前にその話(記録更新のことだね)を知っていたので、「おや?もしかすると大当たりかもしれないぞ!」って思っていた。
で、今朝の新聞の一面トップには載っていなかったので、おや?残念だったなって思った。
そしたら、昨日の今日が大当たりだったみたいですね。惜しかったなあ。
バレンティン、新記録56、57号=49年ぶり、王ら抜く−プロ野球・ヤクルト
記録には残らないけど、彼の記憶には残って「ああ!あのときのチケットをくれた人はね、けろさんという神さまみたいな人なんだよ!」って孫の代まで伝えられたかも知れない。
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私にはヤクルトファンという存在が理解できない。存在が理解できないので書けないんだけど、チケットをあげた人はとても喜んでいた。
おかしな人がいるんだなあ。くらいに思っていたんだけど、この記録を瞼に刻みこむために喜んでいたのだな!くっそー!
しかし、考えてみると彼は神宮球場の横に住んでいたことがあった。文字通り横っちょだ。だから生粋のヤクルトファンだったのもうなずける。理解はできないけど。
彼が住んでいたのは、1964年東京オリンピックの村落の中心部だ。世界各国からやってくる記者団を受け入れるために建設されたビル。
部屋の中身もおもしろかった。なんとベッドが壁にあるんだぜ!原始人の洞窟の話ではない。ベッドが壁に埋め込まれていて、引っ張ると格納されていたベッドがボトンと出てくるってやつ。
1964年の格納ベッドだ。
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東京オリンピック開催が決定したこの年。1964年のビルは壊されることになったらしい。1964年は王選手が本塁打記録55号を樹立した年でもある。