けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 東北に行った(3):応援ありがとうに感謝します。

ホテル近くの小さなお祭りを楽しんだ後、本筋ザ・クロマニヨンズのライブに行ってきた。これについては、もう少し先に書いてみるよ。
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翌朝、塩竃というところに行ってきた。
東京中野の商店街で「東京の人、応援をどうもありがとう!」で踊ってた中学生のチラシが私に回ってきたことがきっかけ。チラシというか塩竃の名所マップだね。こんなんだ。

面倒くさいなあ、と思いながら「ぼくたちは元気になったので遊びに来てください!」(伝聞)ということで行ってみたという感じ。いわば義理掛けみたいな訪問。
ところが、義理もなにもなくても凄い神社たちだったよ!
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やる気なく名所マップをみると塩竃神社*1というのがあるらしい。曰く「陸奥国一宮で最近ではパワースポットとして注目されている」。パワースポットって知らないし調べる気もまったくないけど、まあなんかあるかな?くらいに考えていた。
「昭和の面影を残す尾島町飲食店街」というのも紹介されていたけど、朝に行くので関係ないし。そういえば仙台駅で再会した友人曰く「塩竃?とくになにもないんじゃない?あ、有名な焼肉屋があるよ」。塩竃までやってきて、このクソ暑い中を何が悲しくて1人で焼肉食わなくちゃいけないんだよ!
さて神社の表坂(表参道)

転げ落ちたら大変なことになると思う。親切な踊り場(?)ナッシング。体調が悪いときに登ると本当に危ないぞ!でも、細くてしっかりとした手すりがあるので、しっかりがっしりつかんで登れば大丈夫。
鳥居の形を見ると台輪鳥居であることはたしかである。と偉そうに書くのは、

神社の見方―歴史がわかる、腑に落ちる (ポケットサライ)

神社の見方―歴史がわかる、腑に落ちる (ポケットサライ)

からの一夜漬けである。
鳥居の一夜漬け物とか関係ない私なので入ってみた。ん?お祓い待ちの人がたくさんいたけど、拝観料は必要なかったぞ。なんだか懐の大きな神社みたいだ。
なんだか立派な銅の燈篭があったぞ!

写真では分からないかもだけどダイナミックだったんだ。
おや?干乾びて貫禄のある舞台が登場したぞ!

舞台に登場したんじゃなくて舞台が登場したんだ。
なんかちびっ子がいたぞ!

神社の中のかき氷屋。氷屋のちびっ子かと思ったらなんだか違うみたいだ。「今日は七夕だよねえ?」「え?ああ・・・そういえば」。こっち方面はやっぱり8月七夕な世界なんだな。
七夕のネコがいたぞ!

捨て猫禁止!監視しています!って看板があっちらこっちらにあったけどこの猫くんは幸せそうだ。でも、拾われてきたのかな・・・?
気を取り直して「旧亀井家」ってとこに行ってきたぞ。亀井さんという人の別邸らしいぞ。大正時代の家みたいだ。よく知らないけど、所謂大正成金さんの別邸なのかな?

上がり框に瓢箪が登場したぞ!

これ、ペンキで書いたわけではなくて框板を彫り込んだらしい。ちなみに瓢箪は「商売繁盛」と「魔除け」だってさ。
瓢箪から駒。商売繁盛から繁盛が出てきたぞ!魔除けから魔が出てきたぞ!いろいろ想像をたくましくしてしまったよ。
亀井さん家の内部だ。まず階段だ!

私はこういう黒光りした階段、というか板が好き。舐めたくなったよ。
で、本陣だ!

おちょくる言葉がなく凄いと思ったよ。写真を失敗したけど天井からの敷居(?)の彫り。これがすごかった。こういう空間で、大の字になって転がっていてみたいなあ。
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塩竃神社およびその周辺。これまで行ったどの神社仏閣の中でも一番に好きになった。パワースポットだかは知らないけれども、神域の「結界」というものが本当に素直に、率直に感じられました。
「東京の人、応援してくれてありがとう!」してくれたちびっ子たちに感謝します。

*1:正式名称は難しい表記。文字化けしちゃうのでhttp://www.shiogamajinja.jp/参照。