けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 深呼吸しながらディスプレイと対峙せよ!


週刊東洋経済2013.3.9」で、SNS等での炎上事例とその対策についてが記事になっていた*1。炎上事例はこんな感じ。

自称有名大学教授Y氏、H大学の存在を非難したツイートをしH大学長に反論される結果に

分かりにくい文章だなあ。というかH大学の「存在」を非難って何事だ。
と、まあこんな感じの事例が表形式で紹介されている。FとかHとかの伏字でね。ところが本文中にがりごり書かれている事例もあった*2
えろやん。メモ:ZOZOTOWN社長の暴言処理について。
このあたりの件。引用してみよう。長いぞ!

最近では2012年10月、スタートトゥデイの前澤社長の発言が炎上した。同社は若者に人気のアパレル専門ECサイト「ゾゾタウン」を運営している。ある利用者が、送料が高いとつ言ったー(ツイッターね)で発言したことに対して、「ただで商品が届くと思うんじゃねえよ」「お前みたいに感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」と前澤社長が発言し、トップにあるまじき反応と、批判が集中した。

上記引用エントリの元ネタを(いくらか省略しているものの)忠実に再現している。ハーバード大学ケーススタディとして取り上げられそう。そんな大層なモンじゃないか。
−−−
この記事では、その筋の大学教授、ネット評論家、なんとか委員、あるいは「アジャイルメディア・ネットワーク社長」なんかが登場している。
*3
アジャメディワーク社長いわく「失言による炎上を防ぐには、従業員への教育とルールを作るしかない」。ある意味、炎上ネタになってると思うんだけど*4
いやいや教育とかルールなんて軽いもんだぞ!怖ろしい事例の「内容」を引用してみよう*5

(社内のツイッター担当者が)自分も含む大量解雇があったことを公式アカウントで発言した。上司からツイッターの閉鎖方法を聞かれた。会社の公式アカウントを担当者が一人で管理していた。

流れとしては、一人担当者Aは大量解雇の対象。そのAに対して上司Bが「ツイッターの閉鎖方法を教えてちょうだいな」。すなわち解雇の対象者A以外にパスワードとかを知らなかった*6
つぎに炎上への対策法が紹介されていたぞ!素晴らしい対策法の「内容」を引用してみよう。

深呼吸をすると気持ちが落ち着く。「ネットとはいっても相手は生身の人間。冷静にディスプレイに向かい合う必要がある。」

流れとしては、深呼吸→気持ちが落ち着く→怒りを鎮める→余計な発言をしなくなるんだってさ。要するに、禅寺での修行中にネットで発言するのが良いってこと、なのかしら?
古き良き日本社会に戻っていくみたいで、なんだか楽しくて嬉しい。
(参考)
けろやん。焼き芋:退行現象と過渡期の春。
うむ。2005年3月30日に書いたエントリか。8年前。

*1:経済関係の大特集を目当てに購入。この炎上特集は付属品。

*2:ソニー東芝も伏字ない状態で紹介されているが小さめ。

*3:アジャイルなんとかで画像検索したらヒットしたけど、なんだろ?これ。

*4:ゴメン。「マスマーケティングの手法をSNSに持ち込んではいけない」とかも言ってたわ。

*5:全文引用だと長くなり分かりにくくなるので「私」が咀嚼した「内容」。以下同。

*6:ここは微妙。上司Bが知らなくても別の上司Cは知っていたのかも?ただしAが1人で公式アカウントを管理していたのは、記事によると事実。