けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 1億5千万円の憂鬱、あるいは冬のお祭り。


冬の風物詩となりつつあるマグロの初セリ。時系列でまとめている記事がありました。

昨年は5649万円/マグロ初競りメモ
1本269キロの青森県大間産クロマグロが5649万円(1キロ当たり21万円)で競り落とされた。

おや?1億5540万円じゃないぞ。上記引用は昨年の話だったよ。
以下は、朝日新聞(紙版)1月10日社会面から引用。太字化は引用者。

最高級とされる「青森・大間」産は不漁で4本のみ。唯一の200キロ台の大物に、熱い視線が集まった。

200キロ台。正確には222キロ。269キロという話もあったが(上記引用の2012年ものだったよ。正月ボケだ)222キロでした。
寿司屋のおっさんに「マグロってデカけりゃデカイほど良いのかい?」って尋ねたら、「150キロぐらいがちょうどいいんじゃない?200キロが限度だね。まあ今年の222キロは妥当かな。」
なぜ、デカ過ぎると駄目なのかというと、身体を支える筋が太くなって、良くないそうな。
競り合いは、

築地を中心に50店舗を展開する「すしざんまい」。香港を中心に日本でも5店舗を出す「板前寿司」。

おなじみ「すしざんまい」登場。もう宣伝効果も限界じゃないのかな?って個人的には思うけれども、どっかで波及効果(?)1億円くらいあるでしょうって書いてあった。

昨年は香港のリッキー・チェン代表の発案で、最高値をとって被災地の宮城県気仙沼市で振る舞う予定だった。

本当かなあ?人の顔色を斜め下から見上げる私には疑問。今年ではなく、あくまで昨年の話を今年になって持ち出すところが、あざとく感じられるんだよな。
今年じゃなくて昨年。今年について述べると、負け犬の宣伝になっちゃいそうだから、昨年の話を今年持ち出したみたいな。昨年今年、昨年今年*1
セリに参加した人々からは「こんなのセリじゃない。やってられない!」っていうようなぼやき声がさんざめいたそうな。私は、セリがどんなのか知らないから分からないけど、少なくとも「冬の風物詩」には不適当かな?って思い直した。
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マグロ。赤身は好きなネタ五本指に入る。トロはあんまり好きじゃない。江戸時代の人々は偉いもので、トロの部分は捨ててたんだってさ。まあ、もったいないけど*2

けろやん。メモ:マグロで死にかけた。
赤身を二柵と中トロを一柵購入。中トロは最後の方に回った店で買ったんだけど、光り輝いていたよ。この店で他のも買えば良かったなあ・・・。

もちろん、モノの良し悪しがあったのかもしれないけれども、中トロよりも赤身の方が断然に美味かった。まあ、「市場で買う」というイベントみたいな立ち位置なので、味は二の次というのが本音だけど。
でも、同時に購入した数の子はめちゃめちゃ美味かったよ。

初セリも同じようなもので、お祭り騒ぎのイベントみたいになっちゃったのかもしれないね。それにしても連勝中の「すしざんまい」。退路なき消耗戦線に突入しちゃった感じがする。
がんばれ!とは言わない正月ボケ中の1月11日。

*1:いや「昨年もの」とは明記しておらず、昨年のどこかで「今年もの」を「振る舞う予定」だったのかもしれない。「だった」も何処に係るのか不明瞭。しっかり書けよ!新聞記者。

*2:トロは日持ちが悪いからという理由もあったみたい。