朝日新聞の国際面。厳粛たるべき国際面が、ふざけたお祭りになっていた。題して「マヤ予言心配なかった」。
引用してみよう。
「人類滅亡の日」の21日、滅亡自体は今のところ起きていないが(後略)
(太字化は引用者、以下同)
まずジャブでインサイドボックスを展開。
キリストが埋葬された「聖地」の村では、避難してくる人を取材しようと村の人口を超える250人の取材陣が殺到(後略)
ジャブの打ち疲れ。
一見おもしろそうな書きぶりなんだけど「村の人口」より多いということ。これが「避難してくる人」より多かったのであるんだよ!だったら効果的なボックススタイルだったのに・・・。
しかし、アウトサイドボックスに切り替えたところが素晴らしい。
「ノアの箱舟チケット」(略)大半は友人らに贈る「ジョークグッズ」だ。
これは相手のストレートをすれすれでかわしたところ。
渾身のストレートをかわすと同時に、カウンターライトクロス一発で、晒されてしまった政治家さん。「ジョークグッズ」と併記されながらジョーク空振りしてるよ。ユーモア冴えずテンカウト・ノックアウト負け。
この記事書いた人って、絶対このコメントから遡って内容を構成していると思った。シロウトたる私のこのエントリもそうなんだけどさ。
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なにしろ政治家さん。なんか話すなら、空気を読んだシャレっ気の一つや二つが欲しいところだよ。