けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 転向声明、および閉塞する未来について

けろやん。メモ:インターネットのコンテンツは有料化に向かうのか?(追記あり)
というエントリを一所懸命に書き、極東ブログトラックバックを飛ばしたんだけどガン無視された。悲しくなった。
だからというわけではなくて、私の認識が誤りだったのかもしれないということもあり、涙を拭いて考え直してみた。「一種の転向声明だろ?笑止!」。みんなの笑いが止まらなくなってもいいから書いてみる。
−−−
まず、他のブログに書いたコメントなので「頭おかしくなったんですか?けろけろ?」とか言わないでね。
>「やはしネットは有料化」
これ、ダレソレさんがすでに7年位前に言っていました。「気に入ったエントリがあったら投げ銭でモチベーションをくれ。銀行振り込みがよい」
その方のエントリは素晴らしく、私がブログを書き始めた当初は「ああ、こういう風なエントリを書きたいものだなあ・・・」って思い、いわば押しかけ女房風に惚れていたブロガー。
さておき思想的に選んだニュースではないけど
尖閣より怖い? 中国構造不況の深度
これは会員限定。会員になるにはメールアドレス等の登録(無料)が必要。スパムが怖いので5番目くらいに紐付けたアドレスを放り込みました。
他にも1ページ目は無料。でも「この先有料だよ!」なニュースサイトもあります。お気に入りから抹殺したので消息不明。
あと、たまに読むブログは大しておもしろいこと書いていないのに「冷やし中華やめて、メルマガはじめました!」なメルマガはなんと2500円/月!と笑うこともできないカフカ人もいます。
でも中にはヘンテコなサイトもあり、そこは新聞(有料)を出していますが、一面全体(レイアウトもそのまま)を無料で見れるところもあります。あ、もちろん3日くらい遅れてですが(私は不自由を感じていません)。
−−−
ここからが私の転向声明。
朝日新聞「アサヒコム」終了、来年初めに「有料版」に一本化有力
私は、次のように書いた。

潮目が変わった。焼死!インターネットという「検索装置」(わかってると思ってるけど装置「産業」じゃないよ)においては無料こそが生命であろう。

私は「焼死!」とかほいほい嬉しく書いた嫌な奴なんだけど「焼死!」は私の方だったかも知れない。実際、「検索装置」における有料化は、上記記事を読むと、確実に進んでいるみたいだ。
−−−
負け惜しみじゃね?って笑止されるかもしれないけども書いてみる。まず個人ブログや個人的なメルマガが有料化の波に乗るのは構わないと思う。正直、彼ら彼女らの懐具合に興味がない。
しかし、ニュースサイトについてはどう考えるべきであろうか?有料化。記事の羅列の中でつまみ食い。「今週のAKBの新作はなんとかでアル!」(電車内の釣り広告で見た)みたいな。
ん?別にどうでもいい話だよね?でも社会・経済情勢等についてはどうかな?このブログで何百回も書いている話を繰り返すよ。
レイアウト。各新聞紙の一面を見てみると「被災地のマンション建て替えが暗礁に乗り上げている」「ハルマフジさんが横綱になるが大器晩成である」。
記事で一番大切なのは「ののちゃん」(大ファンだけど)ではなくてレイアウト。情報が同じであろうが*1、情報の位置付けだと思う。これは文字通り位置付け。場所。
一面の何処にどのような紙幅を占めているか?ネタがなくて「働かない若者たち」に逃げているのか。こんなことってどうでもいいかもしれないかな?
ただ私はレイアウトに固執するよ。私は定期購読している新聞はない。駅のスタンドで軽く立ち読みした後、*2興味深い内容が目に付いたら購入して読む。
−−−
インターネットの有料化。みなは叫ぶかもしれない。情報格差デジタルデバイド)という亡霊が再びうごめいてきている。
しかし、そんなことは大きな話ではないと思う(いや十分に大きいと思うけど)。
極論かもしれないが、戦時下の言論統制に踏み込むような危うさを感じてしまう。強引な結論かも知れないけど、大衆受けする「記事」ばかりに読者が眼を投じてしまう危うさ。
−−−
はて?私はなにを書いているのだろうか?ぐちゃぐちゃになって分からなくなってしまった・・・。レイアウトから考えられる情報を提供している新聞紙も大切だと思うよ!ってことかな?

*1:野田首相の再選については各紙それぞれが異なる論陣を張っていて興味深かった。

*2:いやスポーツ欄までペラペラするわけではなくて一面だけだよ。