ディキシーランドの煙

先日、人と会った。
暑い、暑い、暑い！外は寒いんだけれども、電車内やデカビル内、ラーメン屋は、暑い！うすっぺらな上着をかぶっていただけで、暑い、暑い、暑い・・・。
人と会った。
二軒目に入ると、バカデカなスピーカーが唸っていて、喋るのに一苦労した。ディキシーランドジャズが流れていた。
しばらくすると、クラプトンのクリームが流れてきて、久しぶりのクリーム体験で、おお！と感じた。でも、流れ出したのは、「ホワイト・ルーム」とかではなく、クリームもクラプトンも封印したいだろうな２ndからの選曲で、

カラフル・クリーム

ああ、いいなあ、と思った。そのあと、ブラインド・フェイス時代のクラプトンも流れていて、ああ、いいなあ、と思いながら、いったいクラプトンのソロ時代はなんなんだろうなあ、とひとしきり考えてしまった。うん。
人と別れた。
なんだか色々と考えたくて、新宿でシガーバーを見つけてタバコを吸いながら飲んだ。ここでも、ディキシーランドジャズが流れていた。新宿は煙が上がっていた。

うん、なんだか先に進もうと思った。