けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 電子辞書市場の急展開

先日、人待ちの間に、家電量販店の電子辞書コーナーを覗いて時間をつぶしました。で、時間がつぶれる間もなく、カラー化バリバリのモノが、大名行列のように陳列されていて驚きましたね。

すわ、シャープが市場を席巻したのか!と思いきや、カシオがカラー化に踏み切った模様で。昨年度までは、カラー液晶を搭載していたのは、シャープとアイリバーの二社のみでした(多分)。ということで、さっそく調べてみました。

調べるには、まず2chからですね。関連スレッドを熟読していると、発見しました。

電子辞書 Part35
40 :名無しさん@3周年:2009/12/27(日) 02:41:37 id:pun+PWoP
SIIはやばいよな
こんだけカラーが並ぶと白黒はたとえ最新機種でも古い機種に見えるぞ

42 :名無しさん@3周年:2009/12/27(日) 05:00:40 id:Ss8cUjEl
>40
そうだよなあ。SIIVGA開発にかなり金をかけただろうし、パソラマも不発に終わった感が否めない。これからカラーにするなら、VGAは何だったんだってことになるし、しなけりゃしないで、古い感じするしね。にっちもさっちもいかないSII・・・
電子辞書業界の良心ともいうべきメーカーだが、他に対抗できる体力あるのかいささか心配です

43 :名無しさん@3周年:2009/12/27(日) 13:53:50 ID:c+GsT9DA
>42
本来、VGAにした時点でバカ売れしなくちゃなんなかったんだと思うよ
従来の液晶に対して明らかに差別化できてたわけだしさ。
で、もたもたしてる間にカラー化の波が来ちゃった
つまり、VGAにしたという戦略的ミスというよりは、むしろ販売力などの問題なわけで、そこが負けている限り、先んじてカラー化していたとしても大して違いはないと思う。
(太字化は引用者)

従来、電子辞書関連スレッドでは、「カシオvs.SII」論争という親の仇をとったるで!的な熱い戦いが延々と続けられているのですが、上記引用の2レスは、冷静になって、市場動向を的確に示しているように思いました。

どちらかといえばSII信者に分類されるであろう私も、GUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)においては、SII一人負けかな?と。しかし、店頭機種を眺めただけなので、カラー液晶なりの弱点はあるとは思うし、それがどの程度のマイナスになるのかで、評価は変わるかな。

また電子辞書の評価はGUIのみだけではありません。コンテンツの多寡であったり、なによりも操作性の優劣は大きい評価軸になりますね。検索語句を表示するスピードであったり、そもそも検索に辿り着くまでのスピードであったり。

「検索語を表示するスピード」は、串刺し検索だと大きく差がつきます。そして、特定の辞書で検索する際には、当該辞書の初画面に「辿り着くまでのスピード」に差が付くでしょう。具体的には当該辞書を表出させるまでのボタン押下数です。収録コンテンツが多すぎると、あるいはコンテンツごとのボタン配置が悪いと、少しずつのストレスが溜まってきてしまいますね。

個人的には、日本語充実の

が、気になりましたね。

http://casio.jp/exword/products/XD-A6800/dic.html

「現代俳句歳時記」や「合本俳句歳時記 第三版」なんて素敵じゃないですか。

カシオ、電子辞書主要モデルにカラー液晶を一挙搭載