社会派ブロガーとはとても言えない私なので、メモとして。
企業が競争力をつけることよりも、国民にカネを直接給付(=カネのばらまき)さえすれば、可処分所得が上昇し、消費が拡大し、経済成長を促すという宗教的情熱を民主党幹部は一様に抱いている。
その「宗教的情熱」は、結構、抑えられてきていると思うな。ガソリン暫定税率や子ども手当ての所得制限など。
その意味で、
政権交代からまだ3か月あまり。鳩山政権に対しても、多くの国民は若葉マークに免じて目をつむってきた。しかし物事には限度というものがある。
これが、若葉マーク時代の「宗教的情熱」から、脱却しつつあることの証左じゃないのかな?カネのばらまきからの、脱却(あるいは退却)という意味で。
筆者は続ける。
「菅さんはいろいろ語っていますが、国家戦略室は『集票』意識一色です」
自民党政権だって似たようなものだったんじゃないかな?実施されたナントカ給付金とか。語るも野暮だけど、これだって、集票色(宗教色ではない)が強かったし、なにより筆者が懸念する需要サイドからのカンフル剤だったよね。
で、結局、このコラム、「【12月17日】財部誠一:民主の“高速逆走”で危機に瀕した日本経済」って、題名から書き上げたかっただけじゃないのかな?