けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

巨大な階層

NHK あすの日本:低所得化の進展、35歳世帯平均収入は400万円台

感覚としては分かってはいるけれども、これまで、あまり大きな声で騒がれなかった話かな。一番、悲しいのは、

このまま働いても生活が良くならないと考える悲観派が全体の50%を占めていた。

しかし、私も含めた悲観派は、達観しているような気がするなあ。「あるべき状態」を思考の外に追い出して、「いまある状態」で生活しているというか。

年齢の上昇につれて収入が伸びることが、半ば当然のことだと受け止めていたこれまでの世代に比べると、雇用や収入にかつてない不安を抱えているのが現在の35歳世代なのである。

たしかに不安を抱えているのは事実だけれども、年齢の上昇=収入増加という幻想は、新卒入社の頃に断ち切られて、想像することもなかったね。「小さいね!」と言われれば、「小さいですよ」と返さざるを得ないです。

社会的に問題となるのは、

1973年生まれの35歳人口は198万人である。35歳は、1971〜74年生まれの団塊ジュニア(全体で784万人)の中でも最多の人口集団であり、

一般的には働き盛りだよね?35歳の集団は。それが、不安定な状況下で働いているって、ちょっと悲しいな。そして、その巨大な人口集団が、「所得や就業環境の不安定化」の中で生活しており、今後も、おそらくは変わらないという現実。10年、20年後はどうなっているのかな。