一人暮らしを始めた当初は、自炊本を何冊も購入した。それこそ、出汁のとり方や野菜等の切り方(いちょう斬りとかね)から丹念に記した本も。でも、今となっては、ほとんど埃を被っている。だからといって、各種の料理をマスターしたわけではなく、なんとなく作るものが決まってしまった、というだけのこと。
しかし、今もパラパラと眺める本があります。
- 作者: 三浦理代
- 出版社/メーカー: 池田書店
- 発売日: 1998/05/01
- メディア: 単行本
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きゅうりはヒマラヤ原産で、日本へは9〜10世紀ごろ中国を経由して渡来しました。胡(西方)からきた瓜ということで胡瓜の名がつきました。(略)当初は苦味が強かったのか、あまり普及せず、栽培が普及したのは江戸末期から明治にかけてです。
ふむ。ヒマラヤ原産で平安時代にやってきたのだけど、人気者になったのは江戸末期からだそうです。
治す&防ぐ むくみ 胃弱 腸のトラブル 二日酔い
胃腸の調子が悪い時に助けてくれるわけですね。
旬と選び方 緑色が濃く、トゲがとがっているもの。張りがあってつやのよいもの。太さが均一なもの
旬については、四季の円グラフがあり、初夏を過ぎた夏にマーカーされています。
90%以上が水分で、わずかにビタミンやミネラルを含む程度ですが、パリッとした歯ごたえとさわやかな風味を楽しみ、食をすすめるための野菜といえます。水分が多く利尿効果のあるイソクエルシトリンという成分を含んでいるため、むくみとりの効果を持っています。
そうなのです。キュウリには、栄養はほとんどないのですが、「歯ごたえを楽しみ」、「さわやかな風味を楽しみ」、「食をすすめる野菜」なのです。
で、本書には、食材ごとに「主な栄養素」、「おいしさ2倍、効果3倍[食べあわせ]料理」という項目があり、それぞれ眺めているだけで、楽しいものです。
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なんだか、引用する食材を間違えた気がしますが、他にも栄養タップリの食材が100以上紹介されています。