ナンだカンだと囂しさ(かしまがしさ、と読みマス)が続いているような、終わったような師走のネット情景ですが、一部でドクロマークがボン!みたいに思われている黒崎夜話を読んでみました。
昨年の今頃には、良いエントリがあったなあ!と思ったので、その頃を紐解いてみました。
エントリは単体で読むものでアル!と常々考えている私ですが、ちょっと脱線してみますと、このエントリから黒崎夜話というブログというものが見えてくると思います。くどいようだけど、思っているのは私です。トリルさんとかではありません。
トリル的な濁った心から離れて、あるいは敵対心(あるいは憧憬)を離れて、このエントリを読むと、面映い書き方だけれども、暖かさが感じられないかな?・・・なんてなことを書くと、黒崎に媚びて惚れたホモの両生類の蛙がほざいてる「ですし」とか、言われそうだけどね。
ということで、黒崎夜話から離れて、表示されているトラックバックを見てみると、
最近のトラックバック
具体性について by ghost-2007の日記(02/16)
雑感 by スポンタ通信2.0(02/15)
ロッキード裁判批判を斬る by 売文日誌(01/30)
水たち by けろやん。メモ(01/18)
彼は鏡ではない by 真プライベート・ロード(12/28)
おお!我が「けろやん。メモ」が表示されていますね。おや?スポンタさんも居るし、博士も居る。博士は「ロッキード裁判批判を斬る」って表題で、なんだか本格的なエントリっぽいな。
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ワントップFWの「具体性について」を開いて、前の日を見ます。
書かれた本人は、クソクラエと思うかもね。というか、私も最初に読んだ時、嫌なエントリだなあ、と思った。でも、今、読み返してみたらどうだろう?暖かい言葉のエントリだと思った。正直、前段のヤリトリ、すなわち
ヒットアンドアウェイは確かに卑怯なことなので
の「ヒット」は知らない。ヒットを知らなくて、何が暖かい言葉だ!と言われるかも知れないけれども、例えば、
能力に比べて教団での地位が低すぎる。
そして元信者と言うには我が強すぎる。
M氏の内面ではとにかく「自分を変えたくない」という思いが強すぎるように感じるのだ。
これは、示唆に富む文字列だと思う。文字列のどの言葉が、富んでいるのかは、エントリ全体を読んだ上で、読者それぞれの思いに任せます。もちろん、富んじゃいないではないか!というのも、一つの思い。
ところで、私は変節漢が嫌いだ、と何処かで書いた。で、その「変節」とは何か?一年程度の昔に、言葉に出来ないまでに唾棄すべき言葉を書き連ねて、一年程度の後に、「あれは悪かったし、今後は擁護派に転向するよ!!」ということ*1。と書くと、「時間かよ?」って突っ込まれるかもしれないけれども、言葉にするには野暮なので、テキトーに解釈してください。
転向。人間は簡単にできるものではないと思う。正直、転向した人間は、転向した仮面を被って演じているだけだとか思っている。だから、
「転向宣言」
大いに結構じゃないか。
むしろ日本の知識人の伝統だぞ。
には、ハゲドウと言えないし、私は「日本の知識人の伝統だぞ」という一節には、小一時間、大いに異議を唱えたいことがある。それについては、またいつか。
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さて、
一仕事済んだ後、たらたらっと出てくる水のようなものがある。
「一仕事」ってなんだろう?「たらたらっ」と出てくる汗ではない、水ってなんだろう?私にはわからない。読者もわからない。「何故なんだよ?」って、言葉は発せられた時に、姓名、じゃなくて生命を持って、自分で動くものだから。私にわかることと、誰かがわかることは、同じじゃないから。
「わかる」って、「分る」って変換されるでしょ。
*1:あるいは、フリをすること。あるいは、私の深読みかもしれないこと。