けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 四季折々の「柄」

私が立ち寄り、行きつけになる飲み屋は、ことごとく店じまいをするというジンクスがあるのですが、ということをどこかで書いた覚えがありますが。書いたことだから、言霊となって跳ね返ってきてしまったのか、現在、行きつけの店が閑古鳥チュンチュン鳴いているようなのです。

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20070601/1180643002で書いた素敵な女性(年上さん)は、プロジェクトが始まり、やはり多忙になったということで、ほとんど来なくなりました。また、「ミステリ小説が好き」ということで意気投合したゲームのシナリオ・ライターの男性も、チャクチャクと新しいシナリオに取り掛かっているとのことで、疎遠になっています。

彼には、岡嶋二人「タイトルマッチ」を教わり、私は、バークリー「レイトンコートの謎」を教えたので、読後の丁々発止をしたいのですが、残念です。以上の二人は、仕事が多忙という社会的な事情が背景にあり、知人としては喜ぶべきかもしれません。

あとは、私と同世代の篠原涼子に似ている女性も来なくなってしまいました。先日、私が駅まで送っていったものです。その時、私は、彼女に抱きついたり、頬擦りしたりしたわけでもないのですが、それ以来、店にパッタリと来なくなったそうで。ふむ。

聞くところによると、有名デパート内の店から、ちょっと地方の店に異動になったことが原因で、落ち込んでいるらしい。酔眼の私が、彼女に「生活の糧たるカネを稼ぐのに、ステイタスなんてなものを気にしていてはいけないよ」と話した時、彼女は「ふむふむ」と肯き、居合わせた人々も「良い事を言うものだ」と落着したみたいだったのだけど。まあ、私なんかに説教じみたことを言われてカチンと来たのかも知れません。

なにはともあれ、生活の中で「仕事」というのは、大きな位置を占めるものであり、かつ「生活の柄」を日本の四季のように色づけするものだと、湧きあがる入道雲を遠くに眺めながら思った朝です。

参考リンク

生活の柄(高田渡)