けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 和辻哲郎「倫理学(一)」:大河ドラマの始まる予感

本屋に出かけてきた。レベッカ・ブラッドの「ウェブログハンドブック」は、置いていなかった。というか、いつまでアクセス規制してんだよ!2chはガ島通信か!

さておき、http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20070114/1168775397でさりげなく、リンクを貼った岩波文庫が、やってくれましたね。

●医師・詩人杢太郎,最晩年のみごとな植物写生
新編 百花譜百選 [オールカラー]
木下杢太郎 画/前川誠郎 編 定価1575円

●〈新しい文学〉の開拓に果敢に挑んだ野心作
響きと怒り (上)(下)
フォークナー/平石貴樹・新納卓也 訳 全2冊 定価上840円・下798円

も非常に、非常に、気になったのだけど、なにしろこれですね。

じゃなくて、
倫理学〈1〉 (岩波文庫)

倫理学〈1〉 (岩波文庫)

ていうか、「はまぞう」くん、「倫理学」で検索して、なんでピンキーカラーの「心のブレーキ」なんてな本が出てくるの?素で焦った。

さて、和辻哲郎倫理学」。これから読みますが、序言を少し引用。

倫理学の任務は倫理そのものの把捉であって、だれがどう考えたということの穿鑿ではないのである。倫理は我々の日常の存在を貫いている理法であって、何人もその脚下から見いだすことのできるものである。(中略)我々は我々の存在自身からその理法を捉え、それを自ら概念にもたらさねばならぬ。

なんと、決然たる序言であることか。そして、簡潔でありながらリズムの躍動する文章。うーん、これは楽しみなことだな。