けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

THE HOOTERS『HOOTERIZATION』:土着性とジャマイカの謎

先日、知人(男、年齢も近い)とお洒落なバーで酒を飲んでいたら、シンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」が流れてきた。

そして、他のブログ・エントリを読んでいたら、当時の懐かしいバンドの事が書かれてるのを目撃して、CDを購入して、聴いてみた。

ザ・ベスト・オヴ・フーターズ

ザ・ベスト・オヴ・フーターズ

CDジャケットを見ると、1985年デビュー。当時は、安っぽいシンセサイザー・ミュージックが幅を利かせ、あるいはオールド・ロッカーたちが復権を試み、時代を問わず存在する一発屋が舞台に上り下りしていたように思う。

その中で、上記、THE HOOTERSは、やや異彩を放っていた記憶がある。ポップなメロディでありながら、古きよきアメリカの土着性の放射があったのだ。もちろん、80年代的ではあったが。

上記CD。ヒット曲「And We Danced」に始まり、PPMのカバーで有名な「500miles」、そして上記土着性が顕著な「Johnny B」etc.が収録されている。

さて、知らなかったのだが、CDジャケットに豆知識が記載されていた。引用してみよう。

flavored with mandolin and "hooter"(Jamaican slang for the harmonica-keyboard hybrid)

そうなのだ。THE HOOTERSというバンド名に既にして、彼らの武器であるharmonica-keyboardが装弾されていたのだ。ちなみに、harmonica-keyboardとは、小学生が学校帰りに吹き歩く姿で有名な「ハモニカ」である。

気になったのは、「Jamaican slang」という記載。jamaican music played on harmonica-keyboardを聴いてみたくなった。

追記、20:39

はてなキーワード、「HOOTERS」をクリックしたところ、

シンディ・ローパーのバックで音作りをしていたソングライターチームを中心としたバンド.スカビートにアメリカの伝統的な楽器を織り交ぜて演奏するスタイルだった.

そうだったんだ。上記CDに、シンディ・ローパーの「Time After Time」のカバーが収録されており(これは購入してから気が付いた)、「なんのこっちゃい?」と思ったのだが、そういうわけだったのか。それにしても、シンディ・ローパーを聴いて懐かしくなり、当時の音楽を聴いたら、「シンディ・ローパーのバックで音作りをしていた」チームだったとは、不思議な因縁だなあ。ちなみに、シンディ・ローパーのCDも同時に購入したのだけど・・・。