けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 最終楽章

今日は、疲れたようだ。黒ビールと強い酒(量に限度アリ)を飲みながら、出来合いの惣菜を食べて、眠ろう。おっと、その前に、聴くべき音楽があったな!Led Zeppelin『coda』。ザ・ビートルズ「レットイットビー」でもなく、RC『BABY A GO GO』でもなく、未だ続くストーンズの未来のラスト・アルバムでもなく。そして、THE BLUE HEARTS『pan』なんかではなく。

凄まじきLed Zepelin『最終楽章(coda)』。web2.0の旗竿の一つである群集の叡智たるwikipediaによると、

ジョン・ボーナム John Bonham (ドラムス)
独自のグルーヴ感、タイム感(*)を持ち、そのへヴィなドラムでツェッペリンの音楽における核としての役割を果たした。現在でも多くのドラマーに影響を与え続けている偉大なアーティスト。彼のドラミングはヒップ・ホップシーンにおいてすら伝説となっている。1980年に死去。

タイム感=仮に一小節の一拍を96分割し、その96×4拍=384を一つの尺度とした場合、384の中で繰り広げられる8ビート(あるいは16ビート)の譜割において、四分音符による4拍が「0(384)、96、192、288」あるいは8分音符8拍が「0(384)、48、96、144、192、240、288、336」で刻まれるのが「ノーマルなタイム感」であるが、ドラマー個人において少々のバラ付きがある。ボーナムの手癖にあってはそのタイム感が他のロック・ドラミングに比して極端にクセが強い。8ビートでも16ビートでも「ややシャッフル気味に叩く」のが彼のクセであり、1/4拍を常に「シャッフル気味の5連譜」で分割しながら叩いている。ボーナムのタイム感に対して、ギタリストであるペイジのタイム感は明らかに「走り過ぎ」「モタリ過ぎ」なのだが、その二人のタイム感の差異をジョーンズのベースが96分割の4倍強の分解能で「絶妙なリズム補正」を施すせいで、ツェッペリンの演奏には比類ないスリリングな「グルーブ感」がもたらされる。1980年代後半のデジタル・レコーディングの世界ではその一拍に対する分解能を「タイム・ベース」と呼び習わし、ボーナムのドラミングだけが他のドラマーにないタイム・ベースを割り振りをしていたため「独特のタイム感」と評価されるようになった。だが彼のそのタイム感も、ペイジの奔放なリズム感とジョーンズの異常な分解能があってこそ、バンド独自のグルーブ感として現存しているという訳だ。

ボンゾ。それが凝縮された音源が『coda』である。[これはすごい]!!

ジミー・ページ?はぁ?って感じ。プラント?はぁ?。ツェッペリンは、ジョン・ボーナムありきのバンド。そして、ジョン・ポール・ジョーンズのベースやその他。