私は、翻訳という知的であるのみならず、骨身削る作業について話を引っ張っているのだが、いい加減、うんざりしているので、過去ログを引っ張り出す。レイ・ブラッドベリの翻訳者小笠原豊樹氏について書いたエントリである。
■http://keroyan.exblog.jp/2551037/
■http://keroyan.exblog.jp/3303530/
私がもう一つ言いたいのは、「ことのは騒動」で、一般化の言説を垂れ流し(前にも書いたな)、その一般化という愚挙に対する反省無きまま次のステージに上り、それが故だか知らないが、フワフワ浮ついている人間みたいになるな、というアドバイス。前に進むことだけが持ち上げられる上昇志向の世界であるが、愚直に足元の浮石を確かめながら歩きたいと、私は思っている。
本件については、以上。えらい疲れた。