けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 走らぬ野人

「妙齢」。という言葉に対して、私と同じような誤りな理解をされている(いた)人が、居たので、仕事の休み時間に一所懸命に調べました。そうしたら、もの凄く、驚くべきことが!!!という、真面目な話「妙齢」を書こうとしたのですが。仕事の帰り際に友人に誘われて「妙齢」、お酒をタップリと飲んでしまった私なので、その話は、明日の朝に書こうと思います。「妙齢」。 いや、本当に凄い話ですよ。「妙齢」。

で、走らない野人の話です。友人に飲みに誘われて、大きな画面なテレビが置いてある飲み屋に行きましたものです。そこは、よくある話で、真面目な話やバカモノな話をしたりして、息抜きをしたわけですが、D杯のレモン抜き*1が、なんとも美味しかったこと。いえ、正直、私は焼酎のような顔をして、お酒は焼酎しか飲めない、芋男なのですが、最近、手を出したウイスキー。美味しいこともありますね。

で、走らない野人の話です。大画面テレビで、Jリーグ(お、まだ在ったんだ!)を放映していて、浦和レッズvs.大分ナントカ戦でした。帰化したトーリオは相変わらず、気が短くて切れまくっていて、コントの鬘みたいな髪型のトーリオ?かな、はなんかヘンチクリンで、見ていて面白いような、面白くないような試合だったのですが。でも、天下のレッズが0-2で追い込まれて、中々、良い試合でしたね。で、目を離した隙に、1-2になっていて、また目を放した隙に、「岡野は、アップだけで終わりか、プッ」と話していた、その岡野選手がプレイグラウンドで走っていましたよ。

岡野選手。そう、あの野人ですよ。相手デフェンスが居ない時だけ、超ロング、スピーディーに走る岡野さん。たまに、ドリブルしているボールを追い越して、我が身一人で走る、岡野さん。いや、久しぶりに彼の勇姿を見ました。右サイドを走っていましたよ。でもねえ、彼もいい歳ですよ。ボールを追い越して走り続けるような、パフォーマンスはしませんでしたね。

サイドを抜けて、センタリングをあげる。「え、岡野がセンタリング?」って思うでしょ?「あいつ、ボールを蹴ること出来るの?」って思うでしょ?私もそう思っていましたよ。で、「岡野のセンタリング?はぁ?ゴールポストを大きく外して、ナニやってんの?」って結果を想像すると思う。だがしかし、彼のセンタリングは、ピンポイントで精確、精妙であったのだよ。グダグダのゴール前を超越して、フォアサイドに蹴りだすセンタリング。あれを、ゴールできないFWとか、ダメだね。で、それが一回きりだと思うよね。違うんだ。三回くらい、パトリオット(死語?)クラスのセンタリングを入れたよ、岡野さん!!

でも、結局、岡野さん@レッズは負けちゃった。正直、Jリーグなんてなのは、ドウでもヨイわけですよ。勝ち負けじゃないんです。私は、岡野さんの走り、いつの間にか、ボールを蹴れるようになった岡野さんの姿に感動したんです。スポーツなんて、勝ち負けだけじゃないでしょ?ホロリと魅せるプレー。それが醍醐味だと思い強くした岡野選手の活躍でした。

友人と二人で、岡野さんの活躍を見るに付け、「ケバクラに行こうか?」という話もいつの間にか立ち消えになり、岡野さんの活躍の余韻に酔い痴れている私です。

(本稿以上)

2006年12月6日(水)kero2から移行

*1:ウイスキーソーダ、すなわちハイボールですね。