けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 教養は心が折れた時に動き出す。

はてなトップに輝いていました*1
Chikirinの日記:大学で得た「今、もっとも役立ってること」って何?
ゴングが鳴ったとたんにアッパーカット級の挑発エントリです。

「名も無い大学」に 500万円払って卒業証書を購入するのって、ほんとに意味のある買い物なの?

そもそもこのエントリの表題が良くないですね。役立っていること。べつに私たちは役立つことを学ぶために学校に行った(行く)のではないですよね?Chikirinさんには「そんじゃーね」してもらって考えてみましょう。
学校で得るものは強要教養です。一瞬、強要と表示されて焦りましたが教養です。では教養とはなんでしょう?私はひまつぶしだと思っています。一例をあげてみます。
しごきと体罰に耐え忍んだ高校三年間。目指すは甲子園。がんばるぞ!おう!・・・結果は予選コールド負け。野球なんかもう見たくもありません。しかし、これも教養です。
もちろん、この彼がプロ野球選手になったならば、Chikirinさん曰く、野球がもっとも役立ったことになるでしょう。
予選敗退。役に立ってないけど、すばらしい「青春」を送れたからよかったじゃないか。残念ながら、これは私の思う教養ではありません。
青春は教養ではないのです。教養とは野球をやっていたという生活のことなのです。「仕事や家庭にいろいろと疲れてしまったよ・・・」。そんなときに、忘れてしまいたかったはずの野球を思い出します。草野球に参加してみようかな?
このように後になって心動かすもの。これが教養だと私は思っています。もうひとつ私自身の教養(もどき)をあげてみましょう。
けろやん。メモ:ナイアル・キシテイニ「経済学大図鑑」(三省堂):ピケティについてのメモ。
私は大学で経済学科に所属していました。所属していただけで経済学を学んではいません。勉強はできなかったし、学ぼうという意欲もほとんどありませんでした。
でもいまになっても私の頭の端っこには経済学のことが残っていたのでしょう。少しづつではありますが、勉強をし直しているところです。そして理解できずに頭を抱えながらも気が紛れます。
このように心が折れそうになったときにふと思い出すもの。これが教養だと思います。
べつに「名も無い大学」でもいいじゃないですか?いつか思いだすものが得られれば。そして何ごとにおいても、役に立ったかどうかなんて死ぬときまで分からないと思います。
(本稿以上)
(参考)
けろやん。メモ:みんなの声がたくさん集まるところなんだ。(追記あり)
はてなトップの再確認です。
教えてgoo!:一流大学へ行く理由
「経済学を学ぶとは」 - 東京大学

交通ネットワーク、観光など、サービス的な要素が強い産業の役割がますます重要になっています。製造業でさえ、世界で活躍する自動車やエレクトロニクスの会社の中で、グローバル戦略、財務戦略、マーケッティングなど、経済的な思考をもった人材が多く活躍しています。社会のネットワークが高度化し、グローバルな広がりを持つほど、経済的思考の重要性が増していることは明らかです。

ということらしいです。勉強したくなりましたか?
けろやん。メモ:孤独な複雑系と遺伝子について
生涯学習 - Wikipedia
私は生涯学習という言葉は好きではありません。でも本文を読んで生涯学習のことではないかって思う人がいるかもしれませんのでリンクを貼ります。
書いていて生涯学習という言葉が好きではない理由がわかりました。通信教育やカルチャーセンターで生涯学習って謳っているじゃないですか。あれが好きじゃないんですね。
生涯学習生涯学習。好きじゃない言葉を連呼して疲れてしまったのでこの辺で終わりにします。

*1:はてなトップ」については参考を参照。