けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 すき家の鍋一揆(2):「熟練工」というのはなんなんだろう?

書いた。
けろやん。メモ:すき家の鍋一揆:ゴールネットは一人で守るものだけど
切り口だけメモしておこう。
1.5月19日付の朝日新聞朝刊。

牛丼チェーンの「すき家」が一部の店で一時休業したり、深夜や早朝の営業をやめたりして話題になっているね。

これ、はてなトップで拾った記事じゃないかな?ネットから紙媒体への飛び火。稀有な例?
その前から話題になっていたらしいので修正。
2.カネを積んで足軽を雇う。
この部分、現在はログインしなくちゃ読めないんだけど。新規募集アルバイトの時給が950円で、既存のアルバイトが900円に据え置き。これって、経済学でいう「熟練工」の概念をぶっ壊す所業だと思う。
というか、これじゃあ熟練工(既存のアルバイト)が、どんどん辞めていくだろうに。
3.ワンオペレーション。
掃除から、調理から、カネのやりとりから、皿洗いからをすべて一人でこなす。絶対に出来ないだろう?いや、出来ている(いた)のか。
これサッカーでいうワントップ・フォワードみたい。終盤一点差で勝っていて、10人でゴールを守る。そして、前線にフォワード独り放置する。フォワードに救援の仲間はいない。
書いていて思ったけど、状況がまったく違った。フォワードは、ほとんどやることがないけれども、ワンオペは狂ったように忙しいだろう。救援の仲間がいないということを書こうと思っていた。
4.ありがとうございました!
食券でやりとりしないという非合理的な手法を獲るのは、帰る客に「ありがとう」を言うため。これが入るために、ワンオペの人の負担が急増していると思う。喰い逃げも多かろうに(たぶん)。
5.カネは天下の回りもの。
カネは世界を駆け巡る。銀行では、銀行員を追い出すために、まったく畑違いのATMの集金業務をさせるということがあるらしい。畑が違う肉体労働。問題は、そういう人々が仕事を終えた後に真っ黒になる(と本で読んだ)。
「汚れたカネ」が政治的に問題になるケースも多いが、そもそも「カネは汚れている」。人から人へ巡り巡るから。
したがって、ワンオペにありそうな「ありがとうございました!」から、汚れたカネをやりとりから、調理に飛び込むということもありそう。昼食時の忙しい中、ワンオペの人がしっかり手を洗ってから、調理に至るということは大きな負担になっているんじゃないかな?
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私は牛丼屋にほとんど全く行かない。豚丼屋のときはたまに行った。結局、牛肉があまり好きじゃない。とくに煮込んだ牛肉。ましてやすき焼きで、生卵トッピングなんて人間の食い物だと思わない(すき焼き好きの人ごめんね)。
そういうわけで、牛丼屋にほとんど行かない私が書いたエントリです。