けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 心音に響いたフィナーレ

私がフィナーレというのではないけれども感動している。
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マチュアオーケストラの演奏会を聴き観りに入った。おお!コンサートミストレスの少女が大人らしくなっていたぞ!もう高校生か!という話はどうでも良いし、私にはその気はないからね*1
なにしろ素晴らしかったのはトロンボーン3人組。大曲の最後にやってくれました。だいたい大曲のフィナーレは、彼らの最初で最後の晴れ舞台なのでみんな興奮発奮している。
で、興奮のあまりに音を外してしまう奴がだいたいでてくる。これはプロの演奏会でも見慣れた光景。しかし、きょう堪能したフィナーレは凄かった。
音を外してしまう人間はもちろんいない。そして、ものすごくまとまったアンサンブルを聴かせてくれた。音の立ち上がりはパイプオルガンのように立ち上がる。
しかし、音量はパイプオルガンでは為しえない微妙な音作り。1st.と3rd.はやや強く2nd.が塊を作る。そして、音質はまったく均等。こんなのって、プロの演奏会(録音は除く)でもめったに聴けないよ。
おそろしく3人で練習したんだろうな。ひとりひとりの練習では、決して出せない「音」だったよ。なんだか羨ましくなった。
くだらない話だけれども、彼ら一人一人では無理にしても3人組なら下手なプロオーケストラでやっていけそう。
でもアマチュアだから出来た一期の「音」だったのかもしれないな。
と、偉そうなことを書いてきた私はプロでもアマでもないけれども、本当にどうもありがとうです。

*1:彼女はコンミスのときはダイナミックに引っ張るんだけれども、コンミスを外れたとき(コンマス・ミスは曲ごとに交代する)は表に出ないでコンに合わせる。それがすばらしく注目していた。