先日、TOWER RECORDSに出かけてみたら、いろいろなバンドがどのような音楽に影響を受けたのか?というコーナーが出来ていました。
えーと、分かりにくいかな?つまり、それぞれのバンドが影響を受けたと思われるアーティストのお勧めCDが、手書きポップと一緒に並んでいたわけです。
で、スピッツやミスチルなんかに並んで、ザ・クロマニヨンズのコーナーも出来ていました。おおっ!と驚きましたが、それよりもなんとThe Bawdiesのコーナーもできていたのです。ということで、またThe Bawdiesの話で恐縮です。
まず、彼らの2ndアルバムについて、大貫憲章が次のように紹介していました。
最初にビビッと来たのは、これが日本人のボーカル?! って思わずのけ反った歌声だ。凄いブラックなソウル感!ミッチ・ライダーかヴァン・モリソンか。 とにかくシビれた。-大貫憲章-
ということで、ヴァン・モリソンが登場。他にも、マージー・ビート・サウンドのバンドが並んでいました。
その中には、
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で、結構、満足したのですが、納得できぬ思いも残りました。The Bawdiesを最初に聴いたとき、私は、リトル・リチャード
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それにしても、アニマルズ。久しぶりに聴いたら、めちゃめちゃカッコ良いです。当時のバンドについて、私はヴォーカルの善し悪しが大切だと思っています。その点では、ローリング・ストーンズ、ドアーズ、そしてもちろんビートルズ(特に初期)も大好きです。
しかし、三大ギタリストを生み出したヤードバーズ。あれは、ヴォーカル(キース・レルフ)が、どうも受け付けなくて、残念!私の妄想ですが、三大ギタリストたちは、ヴォーカリストのトラウマを引き摺り、次のステップに行ったのではないかな。
というのは、まずクラプトンはクリームでヴォーカリストを置かず、ジミー・ペイジはツェッペリンでロバート・プラントという不出生のヴォーカリストを据えました。ジェフ・ベックに至っては、インストに逝ってしまった。
つまり、絶対的なヴォーカリストが見つからなければ、「自分らで歌っちゃおう!」、あるいは「唄なんていらんわ!」って方向に行ってしまったのかな、ってね。
話が散漫ですが、この辺で。