けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ドゥワップのカヴァー3連発

リヴァプール・サウンド

リヴァプール・サウンド

  • アーティスト: オムニバス,ホリーズ,ハーマンズ・ハーミッツ,スペンサー・デイヴィス・グループ,フォー・ペニーズ,アニマルズ,シーカーズ,ビリー・J・クレイマー&ダコタス,ジェリー&ペイスメーカーズ,ピーター&ゴードン,フレディ&ドリーマーズ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/12/14
  • メディア: CD
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60年代ロックの名コンピレーション・アルバムだと思う。

私は、4曲目の「愛なき世界(ピーター&ゴードン) 」を懐かしく聴きたくなって購入した。いや、べつに私の世界が愛なき世界なのだ、と思っているわけではないけれどもね。

さて、嬉しい誤算がたくさん詰まったアルバムなのだけれども、中でも10曲目の「ステイ(ホリーズ) 」に驚いた。ホリーズといえば2曲目の「バス・ストップ」の一発屋だと思っていたけれども、「ステイ」は、ドゥワップの名曲であり、それをどのように料理するのかと思いきや・・・。

いやあ、もう、やんや!やんや!のぐちゃぐちゃのコーラスなんだけど、不思議と三声のコーラスになっていて気持ちいい。ビーチ・ボーイズの「バーバラ・アン」みたいな感じ。「ステイ」は山下達郎もカヴァーしていたと思う。

ちなみに、「バーバラ・アン」もドゥワップのカヴァー。

http://blog.goo.ne.jp/8823blue/e/3de8b1e453042ea23ceab0dcdf16ddd8
そしてその中でオーラスに演じられていたのが、この「Barbara Ann」で、オリジナルは Regents というグループが1961年に放ったヒット曲のカバーなんですが、

ドゥワップのカヴァーといえば、

軌跡!ザ・ベスト・オブ・ブロンディ

軌跡!ザ・ベスト・オブ・ブロンディ

意外に思われる方もいるかもだけれども、ブロンディ人気の発端になった2曲目の「デニスに夢中」はカヴァー曲。検索してみたら、

ランディ&ザ・レインボーズの63年のヒット曲のカバー(オリジナルは「Denise」

で、ナニが書きたいか、というと最初に紹介したアルバムは、隠れた名曲そろいですよ、私はドゥワップという音楽ジャンルが好きですよ、そして、カヴァー曲つながりで、次のエントリを書こうかな、な前振りなんだよ、ということです。

■参考

ドゥワップ(wikipedia)

1950年代半ばから1960年代初頭のアメリカで隆盛し、数多くのコーラス・グループが生まれた[1]。
(略)
戦後になり、ドゥーワップのコーラスは肉体的・経済的にハードルの高い楽器の習得を必要としないことから都市の黒人の少年たちの間で広がり始め(いわゆるストリート文化)、1950年代半ばからは一大ブームを迎える。職業作家の手によらないシンプルなラブソングが増え、新たにテンポの速いリズムを強調した曲や、コミカルでユーモラスな曲も出てくるようになり、ロックンロールとともに若者文化の流行を担った。
(太字化は引用者)