けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 蹴る男とチャンドラー

早朝、新宿近辺をブラブラと歩く。新宿駅の地下街で、柱を蹴っては歩き、次の柱に到達するとまた蹴る若者が居た。面白かったので、壁際に立ち止まって見物していたのだが、警備員みたいな人が集まってきて、彼は地上への階段を昇り、私の視界から消えた。その後、気まぐれで、所謂「韓国人街」と呼ばれる地域を、新宿鮫気取りで、歩いたものだが、事件らしい事件は起こらなかった。

昼頃、部屋に向かう電車に乗り、帰宅した。近所の古本屋で、「レイモンド・チャンドラー読本」、猿谷要ミシシッピ川紀行」を購入。突然、思い立ちて、カーテンの洗濯を始める。ベランダから見える大木が、一日、二日の単位で赤く染まった葉を落としているのが冬の風情だ。